9月の終わり!
皆さま、秋分の日も過ぎ、これから段々日照時間が短くなりますね。
フランスの1年中住んでいた時には、冬時間になった頃から、急に夜が長くなり、木々の葉は散り寂しく感じるようになりましたが、最近は、丁度その頃に帰国しますので、冬の長さが短く感じるようになりました。
今週も業者さんの出入りが多く、あと庭の電気を新しくしてもらって、ようやく今年の作業は終わりです。
その合間に、息子のバロックコンサートがあったり、コンセルヴァトワールの若き学生のオーケストラを鑑賞したり、一週間があっと言う間に過ぎていきます。
若い学生のオーケストラを聴いていると、ふと10年以上前の事が蘇ってきます。
ワーグナーのオケの編成は、ダイナミックで元々曲そのものが好きですが、若い学生の管楽器のレベルの高さを感じました。
子供たちがアーティストになった事で、本当に楽しみをいっぱいもらう事が出来て、感謝しています。
もし、このきっかけがなければ、一生お目に掛かれなかった方たちばかりです。
幸いにも、フランスでも日本でもとても大事にしてもらい、皆さんに応援してもらい、日本のツアーのお蔭で、北海道から沖縄までの方たちと知り合う事が出来、素晴らしい半世紀だったと感無量です。
いよいよ今週、業者さんたちの作業が終わったところで、来週からは、恒例の来客との予約で詰まっています。
やはり長期に渡って日本滞在となりますと、周囲の人にも助けてもらう事が多くあります。
郵便受けから郵便物を出して保管して下さるのも、1ヶ月弱だったのが、最近は日本滞在期間が長くなったために、あれこれご迷惑をお掛けしてしまっています。
今回は、9月に入り、家の小さなリフォームに時間を費やしましたので、パリの友人たちとのディナーは、少なめにしてしまいましたが、界隈のお世話になった方たちには、お礼のディナーをするつもりです。
春よりも夏は、皆さんバカンスに出掛け、中々帰っていらっしゃいませんので、可能な時期がどうしても短めになります。
管理をして下さっている、自治会長さんのエリックご夫妻は、南仏に、親族たちと共に2週間を過ごしたそうですが、何と32人が一緒に、ホテルではなく、大きなペンション風の家を借りて、楽しんだとの事でした。
スケールが大きくて驚きです。
仏人は、おしゃべりの方が多いですから、寝る時間もないのでは…と思ったりしています。
でも、4世代が一緒に夏のバカンスを楽しむ方は多く、そのようなお話を聞くと、とても心が温かく和みます。
日本のように、塾はまずないですし、習い事も2ヶ月はお休みなので、こういう輪が自然と生れるのでしょう。
日本では、お法事などの行事の時には親族が一斉に集まりますが、その人たちと海で2週間過ごす、と考えただけで、すごいスケールの大きさを感じます。
エリックファミリーの他に、庭の芝刈りをアルバイトしてくれるご家族、いつもご一緒にお買い物に行って下さる仲間たち、日本びいきの近所の仏人など、大体予定が決まりましたので、楽しい時間を過ごして下さるようなメニューを考えていきたいと思います。
では、9月はあと2日ですね。
日本も大分涼しくなったそうですので、お風邪など召しませぬよう。
お元気にお過ごし下さい。
- 2018.09.28 Friday
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- 19:30
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- by europa-artist