モンパルナスタワーで・・・

 
また一週間が経ってしまいます。
 
今日は仕事のあとに、モンパルナスタワー56階の展望レストランで優雅な時間を過ごしました。
 
地元だというのに、それでもちょっとこういうところに来ると、すっかり旅行気分になれます。
エッフェル塔の真正面の最高の席を用意して下さっていたので、いい時間を過ごす事が出来ました。
 
エッフェルの輝きと市内の夜景を眺めながらじってしていると、何か不思議な空気を感じます。
ヨーロッパ一の高さのレストランという事ですが、確かにいつ来てもパリの夜景にうっとりします。
お食事も芸術的なメニューばかりです。
フォアグラとシャンペン、ワインで十分一週間の疲れは取れますね。
デザートの飾り付けもいつも楽しみにしています。
とってもセンスがあるかわいい盛り付けなので気に入っています。
今日はチョコレートタルトとバニラアイスでしたが、飾りにほおずきが付いていた
ので驚きましたが、色合いがマッチしていてかわいかったです。

心のゆとりが頭も気持ちもリフレッシュしてくれます。
芸術を愛す人は食にうるさい、と言われますが、確かに共通していると思います。
すべて芸術はイマジネーションですね〜
 
また一週間頑張ろう!という気持ちにして活力をもらえました!
 
では、素敵な週末をお送り下さい。

ハプニング

 
今日は暖かい一日でした。
 
コンサートというのは、聴きに行く時は朝から、どんな演奏を聴かせてくれるのかしら?と胸が弾むのですが、コンサートに出演する側になると、中々ウキウキ気分になれません。
朝からいつもとは違ってソワソワしてしまいます。
ホールに入る時間から換算して、美容室に行ったり、ドレス、靴や装飾品まで忘れ物がないように気を配って点検します。
特に楽譜の確認は念入りにに行わなければなりません。
 
これは、昨年のコンサートの時の話ですが、ヴァイオリニストのFちゃんが、お母さまと一緒に電車に乗りホールの最寄り駅で降りたんですが、二人で「アッ!」と気がついた時には、もう電車のドアが閉まってしまった・・・
何と電車の網棚に本番のドレスを置いてきてしまったのです!
ホールの待ち合わせ時間になってもいらっしゃらないので、心配していました。
そしたら、Fちゃんが楽屋に来て、ドレスの話をしたので、もうビックリ!
「ちゃんと網棚にドレスがあったので、終点の横浜駅まで母が取りに行きました。」という事でまずはホッとしました。
本番にはちゃんと素敵なドレスを着て、何もなかったような顔をして出て下さいました。
でもさすがに驚きました・・・
 
その話を知人にしましたら、「そうそう、以前に一年前に着たドレスでいいわ、という事で当日楽屋でドレスを出して着てみたら、何と太ってしまってファスナーが上がらない。それでもこのドレスしか持ってきていないので、何とかぐいぐい上まで上げて舞台に出て普通に演奏なされたのですが、深呼吸も出来ない状態だったので、演奏しているうちに酸欠状態みたいになって、救急車で病院に運ばれた人がいるんです。」という話を聞いて、またまたビックリしました。
 
コンサートは水物ですから、本当に演奏のハプニングだけではなく、舞台でも色々な事が起きますね。
 
これはオペラの本番の時の話です。本物の金槌は危ないので使えないという事で、ゴム製の舞台用の金槌を持って出演したのですが、ゴムがポコンと抜けてしまって下に落ちてしまった!
「アッ!」と思った時には、ポンポン跳ね上がって舞台を飛び回り、何と客席まで飛んでいったそうなのです。
笑いを堪えて歌ったけれど、その時は本当に大変だったのよ!、という事でした。
笑いをこらえながら歌うって大変な事ですよね〜
 
今日はこの辺で・・・
 

Mちゃんのレッスン

 
今日は、日仏家庭のTさんのお宅でランチをご馳走になり、色々相談を受けました。
私は昨年から日仏の往来が激しくなって来ましたので、お譲さんのMちゃんのレッスンをパリの区立コンセルバトワール(音楽学校)の仏人の先生にお願いしました。お子さんは定期的なレッスンが必要ですので・・・
子供好きでとてもよく教えて下さる先生、という評判を聞いて安心してお願いしたのですが、Mちゃんのお母さまは、「音楽の作り方が以前より綺麗に仕上がらないし、音楽が生き生きしていないのです。」というご連絡を頂きました。
それで、ランチの後にMちゃんが学校から帰宅したので、今週末にコンクールで弾く曲を早速聴かせてもらいました。
 
音のミスはないし、優等生的に弾いていますが、確かに以前私とレッスンしていた時のイメージとは違う演奏です。
もちろん指は以前よりも動いているのですが・・・
 
自慢ではありませんが、ちょっとレッスンしただけでMちゃんの演奏に変化が出てきました。
お母さまから見違えるように変わった、と感謝されましたが、Mちゃんのちょっとした心がけだけでこんなにも変わるものなのですね。
 
課題曲はフランスの現代曲でしたが、イメージをふくらまして楽しいストーリーを自分の頭で作ってしまえば、もう曲の流れは変わってくるし、フレーズは生きてくるものなのです。
最後の締めくくりの左の単音の2音は何度も練習しましたが、「夜中飛び回って遊んでいたおもちゃたちが朝になったので、おもちゃ箱に次々と入っていって、最後に蓋が”パタン”ってしまってしまうんだよ。その閉まる時の音ってそんな音じゃないと思うんだけれど・・・」と言っただけで、自分で表現方法を考えていい音を見つけることができました。
今日は臨時のレッスンでしたし、時間の限られている中でいい音楽にする事が必要だったので、ちょっとヒントをこちらから与えてしまいましたけれど、自分1人でそういう音楽作りの工夫ができるようになるといいですね。
機械的にぴっちり弾いていてもやっぱり相手に伝わってこない音楽は面白くないと思います。
 
これからは、自分で音楽のイメージを膨らませて、頭を使った練習すれば音楽が生き生きするわよ、というところで今日のレッスンは終わり。
今後は、自分からどんどん想像力を高めて素敵な音楽を奏でて欲しいと思います。
 
Mちゃんは、身長が大きくなって、すっかりお姉さんになっていて驚きました。
仏人のいいところと日本人のいいところだけをもらったような素敵なお譲さんです。
 
これからもMちゃん、頑張ってね!
 

音楽の第一歩

 
昨日はもともと持っている「才能」や民族による「天性」のような話題を致しましたが、「才能」がなくても「本当に好きでたまらない!」という気持ちにさせたなら、その子は進歩してあるところまでは到達すると確信しています。
 
私は、「教育」に大変関心を持っています。
偶然音楽に携わったので音楽教育に焦点を当てていますが、子供のころから大変「教える」という事が好きでした。
5歳下の弟を遊んであげる、と言っても年が離れていますから、する事というと、ボール遊び、ピアノごっこ、お歌、学校ごっこなどですが、必ず私が教師役で弟が生徒役になりました。
弟はピアノの先生について習いませんでしたが、当時私の使った教材を次々「ピアノごっこ」の時に進んで、ピアノの基本だけは遊びの中で理解しました。私の伴奏で童謡を歌ったので、自然に音程もでき正しく綺麗に歌えるようになりました。そのお陰で、高校時代ロックグループで活動するようになっても、それが生かされました。当時シンセサイザーを弾きたいために、指練習の教材まで独学でやっていました。クラシックだけが音楽ではないですし、こうやってこの時期に幸せになれたのは、ある程度の音楽の基礎を身に付けていたからだと思います。
 
音楽は、まず「好き!」と心の底から思う事、これが一番進歩に繋がると思います。
 
そして、楽器を教える先生は、とにかく”歌”が好きでなければ子供を引っ張っていく事は難しいと思います。
 
「ドレミ」をまずピアノに座らせて弾かすところから入るとどうなると思いますか?
まず弾くという動作、指を動かす事に集中するので、どうしてもキ―を押すという作業だけに終わってしまいます。
ところが、何度も綺麗な声で先生が「ドレミ」を歌って、それを口移しさせて、「ドレミ」がこんな素敵なメロディーなんだ!と理解してからピアノに向かわせますと心ある「ドレミ」になり、ただの音の羅列ではなく、そこにはその子なりの魂が入り込んだ「ドレミ」になります。
音楽には美しい流れがある、という事をピアノを弾く前に理解していますから、弾いていて気持ちがいいに決まっています。
最初からフレージングが意識しないうちに身に付きます。
どんな時もまず自分の音楽を頭で想像してから奏でていく、というところからスタートすると音楽は一生の宝物になります。
 
指を丸くして機械的で無味乾燥でしかない音楽よりも、指はまだふにゃふにゃで指ができていなくても、音に魂の入ったメロディーとして生きた音を出す事の方が重要なのです。
そのためにそれを意識さすための”耳”の訓練が必要です。
ヨーロッパで、「先生の仕事は、自分の耳で音楽を聴く事を理解さす事だけなんだよ。」とおっしゃる教授もいらっしゃいます。
 
私は大学時代に、当時は3歳からのレッスンというのは音楽教室ではなかったせいでしょか?3歳のお子さんの個人レッスンを2人お願いされました。
まだ20歳の頃ですから、もちろん暗中模索でのレッスンです。
ピアノのレッスンをお願いされたのですが、”歌”と”リズム”が中心のレッスンで、ピアノは少しずつ楽しく導入していきました。
その子たちは、2人ともK音大に入学し、1人はピアノ科でもう1人は声楽科と音楽の道に進みました。
 
子供のレッスンで怒った事はありません。いつも「楽しい」と思わせるレッスンの中で、色濃い充実したメソードで進めていけば、どんどん上達するものなのだと思います。
魔法のように、「音楽の夢の世界」に誘い込んでしまえばしめたものです。
やりたい!と思う気持ちにさせる事がまず最初に大事だと思いますが、”音楽”はただの遊びではありませんので、集中力が短い低年齢の場合は、短時間の中に沢山の事を学ばせなければなりません。
それは、先生のやり方一つなのだと思いますし、まずはそのための環境づくりが大切だと思います。
 
「音楽と関わって生きてきてよかった!」と思えるように、日々努力していきたいです。
 

個性

 
ここがフランス?って思うほど、パリには黒人やアラブ民族、東洋人、東欧人など地域によっては純粋なパリジェンヌとは言わないまでも、フランス人すらほとんど見当たらないところもあります。
 
メトロでも通る線によっては、黒人ばかりでアフリカかと思えるようなところがあります。
 
乗り換えのために降りた黒人系の多い駅のホームでのこと・・・
黒人グループがボンゴを鳴らして歌いだしますと、それを聴きながら自然と多くの人たちが体まで動かして一緒に楽しんでしました。
それを見て大喜びで2歳ぐらいの黒人の男の子が腰をふりふり音楽に合わせて踊っているのです。
バギーに乗っている妹もお兄ちゃんを見ながら楽しそうに体を振って喜んでいます。
 
何もリトミックのような音楽教育を受けていなくても大人の音楽に合わせて、上手に体が自然に動いています。
これがまたまた体が身軽で本当に上手なのです。すでにすごいオーラがあるのです。
私だけではなく、駅のホームでみながその子をすごい!って顔して眺めていますから興味を持ったのは私だけではなかったでしょう。
アフリカダンスを踊る黒人のミニチュアそのものなのです。
本当にすごい!と思いました。
まだやっと歩けるぐらいな子が何故そこまで自分でリズムに合わせて音楽表現ができるのでしょうか?
 
これは、やはり先天性のものなのでしょうね。
 
昔、幼時のリトミックレッスンをした時も、体ですぐ音楽表現出来る子と何をしても音楽に乗らない子とかなり差が合った事を思い出しました。
 
渡仏した頃に「ユダヤ人は歌がうまいのよ!」と仏友人から聞いた事があります。
その時はそうなのね、と思いながらも聞き流していたのですが、今双子のユダヤ人の生徒がいますが、ソルフェージュで歌を歌ったり視唱をしたりすると、音程はまだまだピッタリしないのですが、それでも声の出し方が発声など専門的な事は一切知らないはずの子たちが、澄んだ自然な発声で歌う事ができてしまうのです。
歌い方の素質があるという事ですね。
何でもそういう傾向というだけで、100%の人がそうというわけではありませんので、誤解しないで下さいね。
 
日本の子は、とにかく指が器用ですから、ヨーロッパの子よりもはるかに短時間で上手になるのは確かです。
表現豊かかというとまたそれは別なのですが、ヨーロッパにいますと東洋人の器用さは凄いものだ、と本当に感心します。
 
知り合いの家族が遊びにいらしても、全くピアノには目もくれずにサッカーボールを追いかける子もいれば、ピアノの事ばかり気になってピアノの蓋を開けるように催促したり、弾きたいという子もいます。
 
持って生まれた天性というのは、その子にしかないものなのでしょうが、もう一歳にしてその子らしさがはっきり出ていますし、興味を示すものをはっきり意思表示しています。
 
親も客観的に観察すれば、この子はどういうものに興味を持っているのかが自然と分かってくるのだと思います。
たとえば、音楽に興味があるか、スポーツに興味があるか、絵本やお話が大好きなのか、生き物が好きなのか、レゴが好きで創作意欲があるか、・・・等々。
赤ちゃんにして個性がはっきり出てくるものなのですね。
 
その子の興味あるものを身に付けさせていくことが、将来的にいいのかもしれませんね。
 

パン屋さん

 
今日はパリは雲ひとつない快晴です!
 
日曜日は、ほとんどのお店が閉まっていますので、ひっそりしています。
それでも、パン屋さんだけは朝早くからバゲット(フランスパン)を山のように並べて売っています。主食ですからどうしても必要なのでしょうね。
 
私は、ちょっとの事で幸せに感じてしまうお目でたい人なのですが、パン屋さんから出来たてのバゲットを買って、香ばしいあつあつのパンを食べると、それだけで幸せ気分になれて活力をもらえるのです。
香りと舌で感じるたったこれだけの事で、一日が元気でいれるような気持ちになれます。
 
「Pain au Chocolat(パン オ ショコラ)」は今では日本でもおなじみのパンですが、日本のチョコパンと言えば、以前は「コルネ」しかありませんでした。
Pain au Chocolat とは日本語で、単に「チョコレートパン」という意味です。
いつ頃から日本でも販売するようになったのでしょうか?
数年前に帰国した折に、「パン オ ショコラ」という名前を見て驚きました。
 
最近は、パンやお菓子などにはフランス語をカタカナにして売られている物が多いですね。
そういえば、「シュークリーム」は、仏語+英語で出来た和製外来語なんですね。
仏語だと「chou a la  creme」シュ・ア・ラ・クレム と言います。「chou」はキャベツの意味なので、丸く絞り出した形をキャベツに見立てて付けられた名前なんです。
フランスを観光していた友人は、「キャベツ」に見立ててつけた名前とは知らなかったようで、ケーキ屋さんに行って、凄い発見をした!と言っていました。
 
フランス人は、パンとチョコレートをとても相性がいいと感じている人が多いのです。
今は「Pain au Chocolat」を朝食やおやつに頂きますが、昔はおやつには、バゲットにチョコレートを乗せて頂いていたそうです。今でもそういう食べ方をする人はもちろんいますが・・・
コルネのチョコは柔らかいですが、Pain au Chocolat のチョコは普通のチョコレートを長く伸ばして中に入っていますから、味は確かに同じなのでしょうね。
 
ヨーロッパはパンの歴史は長いですし、フランスのバゲットの味はやはり最高だと思いますが、パンの種類は伝統的なパンだけを販売しています。
日本のパン屋さんの品数を見たら、フランス人は腰を抜かしてしまうでしょう。
調理パンの数もすごいですし、選ぶのにもこれだけ品数が多いと楽しいですが、どれを買ったらいいのか迷ってしまいますね〜
かわいい動物なんか食べるのがもったいないような・・・
 
ところで、ヨーロッパ アーティストの主催コンサート「宇宿直彰チェロリサイタル」のコンサートチラシがそろそろ楽器店などに置かれる頃だと思います。
今年は、「レ・クロッシュ」としてではなく、「宇宿直彰チェロリサイタル」ですが、ホームページをご覧頂けますと、ブログでパリでの勉強の様子や生活の事など分かります。
 
「レ・クロッシュ(宇宿真紀子&宇宿直彰)ホームページ」
 
では、今日はこの辺で〜

パリ散策!

 
あっという間に一週間が経ってしまいます。
 
木々が芽ぶきはじめて春がすぐそばまで来ていますし、日照時間も日に日に長くなってきて、とても活動的になってきます。
 
昨日は気温は低かったのですが、それでも青空が広がっていたので、パリの観光客のようにオペラからパレ・ロワイヤル、チュイルリー公園からセーヌに出て、そしてルーブル美術館へと足を運びました。
やはり冬の間は散策する気分にはなれませんが、昨日は、陽が差すと眩しいぐらいでしたし、景色が光り輝いていました。建物や水面を照らす光は美しすぎます。
 
お天気が良かったせいだと思いますが、パリ観光の人たちも多く、ルーブル美術館の中も混んでいました。
 
いつ見てもパリの建造物には圧倒されます。
とにかく絵になるし、毎日見ても飽きる事がありません。
 
チュイルリー公園のベンチでゆっくり休憩しながら、じっと池の水の動きを見ていると、頭の中には次から次へと音楽が流れてきます。

自然と音楽は何故このようによく合うのでしょうか。
自然の中から生まれた音楽が多いからなのでしょうね〜
フランスの描写的な音楽がやはりマッチしているようです。ドビュッシーやラヴェルが似合っています。
美しいメロディが何とも言えません・・・

モスクワやサンクト・ぺテルブルグの街並みを散策していると、自然に広大な土地で作曲されたロシアものが頭に流れて来るのが不思議です。
ここでは、ラフマニノフやチャイコフスキーの音楽が鳴り響きますね。
やはりスケールの大きさが凄いですね。
 
ところで、フランスとドイツは隣国ですが、かなり性格や雰囲気、考え方などが違います。
 
ライン川を越えると言語だけではなく、風景やお店の雰囲気まで変わってきます。
これだけ違うから音楽のセンスや響き、常識や考え方までも違ってくるのでしょうね。
陸続きなのに、本当に面白いと思います。
仏独国境のアルザス地方は、今はフランスですが、今でもドイツ語に近いアルザス語がお年寄りなどに使われています。
「最後の授業」でご存知でしょうが、とても複雑な土地で、フランスとはいえ、まだまだドイツ的な気質を持った人が多いと思います。

では、楽しい週末をお過ごし下さい!
 

マンガとアニメ

 
今日は、パリのジュンク堂にCDの件などでお世話になっていますので、K店長さんにお会いしました。
店内のフランス人向けの「マンガ」コーナーには、沢山の「マンガ」が並んでいました。
 
フランスでは、日本の「アニメ」や「マンガ」が大人気であるという事をご存知ですか?
 
ジブリコーナーもあり、仏訳されたマンガが沢山並べられています。
以前、フランス人相手の書店でも「MANGA」コーナーと書いてあるのでびっくりしましたが、そこには日本のマンガばかりが置いてあるのでここまで浸透しているのだ〜と改めて思いました。
 
それは、日本のマンガやアニメの中には、深い心情が折り込まれていて、ヨーロッパ人の描く内容とは全く違います。
 
「火垂るの墓」が仏語訳で放映された時に、新聞に「アニメは子供だけが楽しむものだと思ったのに、何故あれだけ大人たちを泣かせる事が出来るのでしょう!」と仏人は感激して感想を述べていました。
日本人は深い心情を表す事がとても上手だと思います。
他の国にはまねが出来ないでしょうね。
 
フランスのマンガは、子供がゲラゲラお腹抱えて笑うもの、って決めているようで、ドタバタ騒動が多いです。
それに比べて、日本のマンガやアニメは、描写とかバックに写る風景や光景までにも気を配っていますし、内容が濃厚なものが多いと思います。
人間の心の動きを感じる力がとても鋭いと思います。
 
日本人の心って表と裏があって難しい〜と昔は思っていました。
ヨーロッパの人たちの方が感情をむき出しにするから付き合いやすいこともあるかもしれません。
それでも日本人は、相手の身になって考える能力を幼時期から身につけているように思います。
 
時には、相手の気持ちになって隠し事をするし、思いやりがあってとても複雑な感情表現をするので、ヨーロッパ人よりも進化している、って感じる事も多くありますね〜
 
全世界で、教養があって心優しい人は、国など関係なくどこの国にいても素敵で素晴らしい方です。
ただ、人種によって表現の仕方や感情の表し方が大きく違うので、人間関係が複雑だったり単純だったりするのでしょうね・・・
 
このようなデリケートな美しい心情を何とかを芸術の発展に貢献したいものです。
 

友情!

 
私の周辺にはご親切な方がたくさんいらっしゃいます。
 
何故このように優しく温かいのかしら・・・と思ってしまいます。
世界には本当に沢山の心優しい方がいらっしゃいますね。
 
25年という長い期間ずっとフランスで過ごしました。
長い年月の間にお引っ越しなどにより国際郵便でのやり取りですから段々疎遠になってしまった方もいらっしゃいましたが、近年フランスと日本を往復するようになり、当時仲良くしていた日本の友人ほとんどとコンタクトが取れるようになりました。
 
この「ヨーロッパ  アーティスト」を発足させるにも1人の力ではどうする事も出来ません。
ステージマネージャーさんからスタッフまで力を合わせてしていかなければなりません。
新しい事を提案をするとすぐ協力して下さる友人たちが周囲にいて下さるので、本当に嬉しいです。
 
友情が私の”元気薬”の源です。
「人間という者は、使命感に燃える時、力を十分に注ぎだすゆえ、その欠点をもさらけだすはずである。」と言いますが、長所も生かされる代わり、短所ももろに出てしまうと・・・
って言う事は、私は、「ヨーロッパ アーティスト」を充実させたくて使命感に燃えていますから、短所ももろにでている筈なのです。
それなのに、みんな本当に信じて協力して下さいます。
こういう友情はかけがえのない最高に美しいものだと思います。
 
偶然私の周辺に素敵な方ばかりが集まったのかもしれませんが、フランスでも素晴らしい友人に囲まれて生活していますし、日本の友人たち、そして沢山の音楽関係でお世話になっている方たちもお優しい素敵な方たちばかりです。
 
こんな沢山の幸せを私だけが独り占めしてはもったいないですので、私も沢山の幸せを多くの方たちに分けてあげたいと思っています。若き音楽家にも沢山の幸せをあげたいです!
よい思いをさせてもらうと、必ずそれをどなたかに分けてあげたくなるものですね〜
 
皆さんも素敵な友情があると思いますが、大切にしましょう。
これが最高の財産であり宝物だと思います。

仏学校のおはなし!

 
昨日は「おひな祭り」の話でしたので、フランスの学校の続きを少し・・・
 
フランスの学校は、クラスによって勉強している事が違うので、クラス替えがあると足並みを揃えるのが大変です。
クラス替えになるとあるクラスから来た子たちは「二桁の掛け算」をしていて、あるクラスから来た子たちはやっていない・・・
日本では考えられない事でしょう?
 
そこで、丁寧な先生にぶつかったクラスは、もう一度説明してくれますが、1人でも昨年度にやっているともう説明なしでどんどん先に進んでしまう先生が多いのです。
 
自力で理解していく子が優秀とされ、説明不足のためについてこれない子は「落第」が待っています。もちろん能力がついてこれない子のための「落第」制度です。
 
先生も理解できない子は無理に進級する必要もなく、その子なりにゆっくり上がってくればいいからあせらないで何度でもやればいいのよ、って考えているみたいです。
軽蔑したり呆れたりはしません。
”人間は1人1人みんな違うのよ”、というところから教育がスタートしているので、とてもいいと思っています。
 
新一年生になってはじめのクラス懇談会があった時の事です。
日本だったら、1年年上の落第生の親として参加した場合は、ちょっと恥ずかしくて隅で小さくなっていると思いますが、そのお母さまは、「私の息子は去年も1年生をしましたが、今年も1年生をもう一度しますので、もし学校で分からない事があったら1年先輩の息子に何でも聞いて下さい。頭はよくないかもしれないけれど、人の世話は好きでいい子なんですよ。」と、クラスの懇談会で皆に息子さんの事をアピールなさったのです。
はじめての懇談会でしたので驚きました。 
そうすると、周囲から「それは有難いわ。うちの子をよろしく!助かるわ〜」ってあちらこちらから声が掛かってきて、そのお母さまはクラスのスターになってしまいました。
 
「今はクラスの懇談会ですので、勝手な私語はお止め下さい。」と担任の先生はおっしゃるのかと思ったら、「みんな頼りましょうね〜」ですから、ちょっと面喰いました。
でも、何かとてもさわやかでいい気持ちになって帰宅した事を覚えています。
これだったら落第生も憂鬱にならずにすみますよね〜
 
「人種の違い」って片付ければ簡単ですが、国々で色々な考え方があり、何でも長所と短所があります。
こちらから見れば長所に見えるけれど、反対側から見れば短所に見える。
 
世界の人々から「これは学ぶべきだ」と思う事はどんどん吸収したいと思っています。
私は世界の人たちを観察するのが大好きです。
アメリカ、ロシア、東欧に行っても文化や歴史、そして自然の美しさだけで満足するのではなく、じっくり人を観察して、彼らの考え方とか行動かをじっくり眺める事が大好きなんです。
ホテルのレストランでの会話や行動、道路ですれ違う人、駅ホームや停留所で人間を観察するのは本当に楽しいものです。
この国の文化や伝統が自然に分かってきたりします。
ヨーロッパでもゲルマン民族とラテン民族は全く違いますし、フランスでも南仏と北仏では人間の性格や雰囲気、考え方も違います。
大陸が続いているというのに・・・???
 
世界の見聞を広げて、自分はどう考え、何を反省して変えていったらいいか、という事がよく分かります。
地球儀の上に立って考えると気持ちが大きくなれるような気がします。
 
それが各国の音楽の伝統的なところまで通じるものがあるのですから本当に面白いですね。
 


calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  
<< February 2019 >>

links

mobile

qrcode

selected entries

recommend

歌の翼に~そよ風にのって~
歌の翼に~そよ風にのって~ (JUGEMレビュー »)
レ・クロッシュ,宇宿直彰(vc),宇宿真紀子(p)

recommend

シューマンの宝石箱
シューマンの宝石箱 (JUGEMレビュー »)
宇宿真紀子,シューマン

recommend

アヴェ・マリア~愛と喜びのメロディー~
アヴェ・マリア~愛と喜びのメロディー~ (JUGEMレビュー »)
レ・クロッシュ,ドビュッシー,カッチーニ,グノー,バッハ,リスト,クライスラー,ラフマニノフ,マスネ,ラヴェル,チャイコフスキー

recent comment

  • ゴールデンウイークの過ごし方
    ゆみこ
  • 残暑お見舞い申し上げます!
    みっくみく
  • レ・クロッシュ リサイタルを終えて!
    ゆみこ
  • 「マタニティフェスタ」で・・・
  • サマ―フェスティバルに向けて頑張ろう!
    ヨーロッパ アーティスト
  • サマ―フェスティバルに向けて頑張ろう!
    miho
  • スカイプ電話で安心!
    fuyu

archives


ページトップへ戻る