皆様、大型連休を如何お過ごしでしたか。
観光地は、ゴールデンウィークの後半になると例年並みとは言えませんが、結構賑わったようでよかったです。
最終的には、日本中の人が一日も早く元気を取り戻す事なのですから、色々な形で貢献できればいいと思います。
前回のブログで取り上げましたが、5月14日には、「音楽室 ゆらぎ」主催コンサートの主催者のTさんは、復興支援コンサートの収益金からバスを出されて、ボランティアを募って、4月29日〜5月1日まで宮城にいらっしゃいました。
そして、一回目のメールのあとに、5月6日にもメールを下さいましたので、ちょっとご紹介させて頂きます。
〜Tさんからのメール〜
「私は石巻、気仙沼、南三陸を回りましたが、腐敗臭のような異臭、がれきの山・・・・避難のかたが明るいというのはTVがつくったもののような気がしてなりません。
無気力、無表情、家も親族も津波で流され、職場は解雇、こどもの学校は避難所に化してまだ再開できない状態です。
同じ日本に住む者としてこれほどの生活レベルの違いに驚き、そして一日もはやく少しでも良い環境にと住宅支援活動をしています。
週末のこどもだけのリフレッシュステイプログラムも仲間と検討段階に入っています。
金銭的な援助も大事ですが、実際に回ってみると家を建てるお金と気力はないかたが多いのです。
それよりも『気仙沼のサンマは美味しい代名詞ですよ。』と60代男性にお話したら『もう漁はできねえ、こんながれきの海、そして船がない。』と・・・
でも『いつか近いうちにまたサンマ漁できますか?』・・・・・など会話しているうちにあちらも私も涙ぼろぼろになってしまうのです。
今必要なもの、私は人のぬくもりや優しさやを日本中の人が同じ哀しみと確かな復興への気持ちを、思い切り浴びることかと思います。」
本当にここまで親身になってお力になってあげられる方は素晴らしいと思います。
私は、今苦しんでいる被災者1人1人の背中をさすってあげたい気持ちでいっぱいです。
そしてそれぞれの心に秘めた思いを聞いてあげたいです。
明日で大震災から2ヶ月になります。
みんなみんな心身ともに疲れが出てきている事でしょう。
今Tさんは、本来の音楽活動に戻り、14日に向けて頑張って下さっています。
チャリティーや復興祈願といった静かなイメージでなく、楽しい明るいものにしていきたい、との事です。
レ・クロッシュの昨日のブログに、14日のコンサート紹介がございますので、ご覧下さい。
では、今日は午後から30度近い気温になるそうです。気温の変化で体調を崩しませぬように・・・
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