皆様お元気ですか?
あと、12時間で空港に向かいますが、今回は短い期間でしたので、あっという間に帰国です。
それでも雪が降った一週間は本当に底冷えがするほどの寒さでしたが、今はすっかり天気も回復し今週は真っ青な空で気持ちがいいです。
パリに居て、日本の書物を読むのが大好きですが、久々に夏目漱石の「坊っちゃん」そして、先週から「こころ」を読みました。
以前読んだ時よりも深く考えながら読んでいるように思います。
これも生きてきた証なのでしょうね。
自然と脳がゆっくりじっくり動いてくれるているのが分かります。
文学は、本当に色々考えさせられますよね。
最近、日本文学を読む時に、以前よりもぐんと速度が遅くなり、一言一言の意味をじっくり考えながら読むようになりました。
文学を味わうためには、急がない方がよいと思います。
言葉をゆっくり噛みしめながら読むと、言葉の重みも伝わってきます。
時代が変わり、言葉も随分変化してきたと思います。
私は、人生の半分近くをフランスで過ごしてしまったので、どこか浦島太郎になってしまっているように思います。
夏目漱石の言葉の引用は、やはり素晴らしいと思います。
日本文学も芸術だという事がよく理解出来ます。
さてさて、今は午前4時を過ぎました。
明日の準備というか、家の中の掃除や洗濯の方がずっと時間が掛ってしまいます。
帰るたびに、冷蔵庫や流し台、お風呂場などをピカピカにしていくのは、結構大変なものです。
では、今度のブログは日本からになりますね。
どうぞ、皆さまお風邪など召しませぬよう!
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