すっかり春になりました!

皆様、お元気でいらっしゃいますか。
このところ、慌ただしい日々を過ごして居りましたので、ご無沙汰してしまい申し訳ありませんでした。

今日も晴天でしたので、お隣のファミリーは、バーベキューをはじめていました。
毎日庭で食事ができるほどになり、とても良い季節になりました。
例年ですと、3月に毎日朝食や昼食を庭ですることはないのですが、今年は本当に過ごしやすい年です。

昨日は、2軒隣の仏ファミリーが我が家の門から玄関までの庭づくりをしてくれました。「マダムウスクは忙しいでしょうから、今から雑草を抜いて、春から夏にいろいろ花を咲かせてあげますよ。」という事で、植物を植えて、綺麗にして下さいました。
心から感謝しています。

先週 レ・クロッシュ コンサートのために訪問しました、イタリアのヴェネチアはもっともっと暖かかったです。
もう半袖姿の人たちも結構いらっしゃいました。

「水の都 ヴェネチア」には、27年振りでしたので懐かしかったです。
当時は、子供たちが小さかったので、落ち着いた旅行とは言えませんでしたが、それなりに楽しむことが出来ました。
当時もサン・マルコ広場の周辺は、観光客で溢れていましたが、今回もその活気はそのままでした。

日本でのコンサートの場合は、人手がありますので、私もコンサートに参加しますが、外国では、もっぱらホテルで孫の世話をしている事が多いので、ちょっと残念ですが、仕方ないですね。

それでも、晴天に恵まれましたので、夕日の沈む瞬間の真っ赤な太陽が見れたこと、リアルト橋から見たヴェネチアらしい風景、サン・マルコ広場、サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿などの歴史的建造物には、圧倒されました。
もっと時間を掛けて訪れたいところです。

ゴンドラにも久しぶりに乗りましたが、以前と大きく違っていることは、ゴンドリエーレという船頭さんが漕ぐだけで歌わなくなった事です。
以前は、ゴンドリエーレの資格試験に声楽が入っていたので、素晴らしいカンツォーネを聴かせてもらえたのですが、最近は、試験に声楽はなくなり、そのために、オプションでアコーディオンと歌を別な人にお願いして、ゴンドラに乗りこんでもらうシステムになったのです。

前に訪れた時は、行き交うゴンドラからも素晴らしい声量の声が聴こえてきて、とても活気がありましたが、黙って漕いでいるゴンドラばかりで、物足りなく思いました。
やはり、別な声楽家が歌うのではなく、ゴンドリエーレが舵を取りながら美声を聴かせてくれるのがたまらなくいいのですが・・・

ヴェネチアは物価が高い、と聞いていましたが、パリに住んでいるせいか、高いとは思いませんでした。

リアルト橋近くの運河沿いのホテルでしたので、部屋から朝7時には、野菜や果物の仕入れをモーターボートで行き来している様子を見ることができ、ヴェネチアならではの光景を目の当たりにできました。
ヴェネチアの生活は活き活きしていました。

人間も荷物もすべての運搬が水上で行われるのですから、多少値が高くなってもこれは当たり前のことだと思います。

通勤通学もすべて水上バスを使いますし、水上タクシーも楽しかったです。
水の上でしか移動出来ないのは不便なようにも思いますが、どこか優雅で毎日バカンス気分で楽しそうでした。

3月20日には、娘と孫が帰国します。
孫との生活も貴重で楽しいひと時ではありますが、最後の3週間は、友人との交流予定なども多くありますし、自分の時間を大切に使いたいと思っています。

では、皆さま、素晴らしい一週間でありますように!

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