皆さま、お変わりございませんか。
今日は少し曇り空でしたが、この週末はお天気がよかったですね。
農家の人たちの事を考えますと、雨が降らなければ夏に向けて大変なことになると思うのですが、自然現象はどうすることもできません。
週末に白樺湖のホテルで2泊してきました。
目的は、温泉旅行でリフレッシュすることと登山をすることでした。
実は、6月16日は結婚記念日ですが、15日に群馬県でのレ・クロッシュのコンサートに付き添いますので、今週末に”結婚記念旅行”という事で夫と二人で出かけました。
昨年の夏にはオーストリアのザルツブルグのウンター山をはじめ随分山登りをしましたが、冬山はまだ慣れていないし怖いのでしませんでしたので、昨夏以来の登山です。
登山のためには6月にも関わらずお天気に恵まれ、本当によかったです。
北八ヶ岳の標高2480mの北横岳の頂上からの景色は素晴らしかったです。
八ヶ岳連峰、中央アルプス、南アルプスをはっきり見ることが出来ました。
かなり頂上付近では雪が残っていたので、気を付けて歩かないと危ない所もありましたが、時間を掛けて焦らず登りました。
下山の方が雪があるともっと神経を使いましたが、何とか無事に下りることが出来ました。
360度のパノラマを見ていると、自然の美しさに感動するだけではなく、とにかく頂上まで登ったという達成感を全身で感じることが出来ます。
エベレスト登山家の三浦さんの気持ちを考えると、その喜びは言葉には表せないでしょうね。
今回の登山で驚いたのはせみの声です。
夏でもないのに、???でした。
白樺湖のホテルでも朝からかっこう、うぐいす、の声に耳を傾けていると、それよりもはるかに大きな声でエゾハルゼミの大合唱がはじまりました。
5月〜7月に発生する森林性のセミだという事です。
その正体が”エゾハルゼミ”だとわかったのは、今日霧ヶ峰の最高峰の標高1925mの車山の頂上に登りましたが、そこに気象レーダー観測所があり、何と変わったセミを発見!
その観測所の周りにびっちりエゾハルゼミがいて、声高らかに歌っているではありませんか。
この3日間「なぜ夏でもないのにセミの声がするのか?」の謎が解けて、嬉しくなりました。
今日も見渡す限りの大自然を感じましたが、昨日よりはちょっと霧が立ち込めていました。
それでも、360度のパノラマが広がっていました。
手の届きそうなところにある八ヶ岳連峰、昨日上った北横岳も見えましたし、北・中央・南の各アルプス、浅間連山の連峰、はるか彼方に富士山も晴れ渡っていたら見えるそうですが、今日は残念ながら見えませんでした。
そして、どこの高原に行っても、至る所に”レンゲツツジ”が咲き乱れていました。
かわいいオレンジ色のこの花は6月の高原巡りでなければ味わえない彩りです。
自然とは・・・
こんな素晴らしい景色と美味しい空気を作ってくれた神様に感謝です!
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