コペンハーゲンからパリへ

皆様、お元気ですか?
パリに帰ってすぐにブログを書くつもりでいたのですが、4月からパリの家を空けていましたので色々仕事が多くて今日になってしまいました。

今回は、アンデルセンの町で楽しんでからパリに戻りました。
デンマークのコペンハーゲンは綺麗な町だという事は知っていたのですが、中々行く機会に恵まれず今回思いきって帰りに寄ってきました。

アンデルセンの”人魚姫”の話は有名ですが、実際に「人魚の像」の人魚の顔の表情を見たいと思って出かけました。
”人魚姫”は、どこまでも純粋に王子を愛しがらも報われる事がなかった人魚姫の悲しい物語です。
当時王立劇場でバレエ”人魚姫”が上演されていた時に、この像を制作するアイデアをカールスベアビール2代目社長のヤコブセンが思いついたそうです。
1913年に彫刻家エドワード・エッセンによって作られた「人魚の像」。
このモデルは、王立劇場のプリマドンナで、それが縁で、のちに彫刻家の夫人になったそうです。

海にたたずむ姿が何とも美しく、うっとりしました。

コペンハーゲンの市庁舎には、アンデルセンの像があり、やはりアンデルセンが今でもずっとこの町に生き続けているんだと実感しました。

私は子供時代、アンデルセン童話は大好きでしたが、コペンハーゲンの美しい町だからこそ、素敵な童話が出来たのでしょうね。

翌日は、ラウンドタワーに上り、街並みを見下ろしました。
このタワーは、ヨーロッパ最古の天体観測所として1642年に建てられたそうです。

ニューハウンの運河はアンデルセンが愛した場所として知られていますが、当時は船乗りたちの羽を伸ばす居酒屋街として賑わっていたとか・・・
遊覧船に乗り、オペラハウスのあるクリスチャンハウンまで出ました。
王立図書館のブラック・ダイヤモンドと言われる近未来的なSFを思わすようなデザイン・・・
南アフリカの花崗岩で造り上げられたそうですが、晴天だった事も重なり、確かにダイヤモンドのように黒光りして綺麗でした。
ストロイエの歩行者天国も楽しかったです。

今度はもっとコペンハーゲンについて勉強してからまた訪れたいと思います。

今日は、フランスの滞在許可証を取りに行きました。
申請後滞在許可証が出来るまでに時間が掛かるので、結局帰国の日までに間に合わず、ようやく滞在許可証を手にしました。
在仏が長いので、今は10年間有効の許可証を頂けますが、思い返せば、あっという間の10年でした。
これからの10年はもっと早そうな気配です。

庭の手入れも近所の方にお願いしていきましたので、綺麗になっていて嬉しかったですが、今回は蜘蛛の巣がひどくて・・・
雨戸と窓の間にびっちりなんです。
とにかく水の勢いで飛ばしました。
まだまだ仕事はありそうですが、周囲の方たちへのお礼回りも大体終わったので、明日からは普通の生活に戻りたいです。

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