今日は、よいお天気でした。
今週も頑張りましょう!
昨日は、ヨーロッパ アーティスト主催クリスマスフェスティバルにご出演下さいます1995年のショパンコンクール5位入賞を果たされた、宮谷理香さんのリサイタルに行きました。
ショパンのソナタ3番を拝聴致しましたが、実は15年前のショパンコンクールの時にも同じ曲を聴きました。
やはり15年の歳月とはすごいものだな〜と感無量でした。
円熟期に入り、益々素晴らしい演奏を聴かせて下さいましたので、今から12月が楽しみです。
今日は、サマ―フェスティバルの22日第1部の4番目に演奏なさいます、森裕美子さんのインタビューをお届致します。
森裕美子さんは、ヨーロッパ アーティストの協力アーティストです。とても勤勉で意欲的な方で素晴らしいアーティストですので、今後を益々期待しています。
国立音楽大学大学院修了後、3年間渡伊なさられ、留学中にもすでにご活躍なさっていました。日仏声楽コンクール入選をはじめ多くのコンクールに入賞、そして、コンサート活動も盛んに行っていらっしゃいます。現在”二期会会員”です。
●こんにちは!森裕美子さんは、ソプラノ歌手でいらっしゃいますが、いつ頃から歌手になりたいと思われたのですか?
森裕美子:そうですね、いつなんでしょうか。漠然と思っていただけで、なりたいと決めた時期は自分でも分かりません。
正直今も自分が歌手という事を忘れている時がありますし、自分の目指す歌手になりたくて今でも修行中です。
●自分が歌手であるという事を忘れている時があるなんて面白いですね。自分の目指す高い理想の歌手を目指して日夜研鑽に励んで修行中でいらっしゃるのですね。
とても素晴らしいと思います。芸術には完ぺきも終わりもないですからね。日々新しい発見がありますものね。
そういえば、90歳の現役ピアニストの室井摩耶子さんがそうおっしゃっていました。大学時代からのファンで、今でも著書の「ピアニストの道」を大切にしています。
ところで、今は東京にお住まいですが、山口県のご出身との事ですね。東京とは生活習慣なども違って戸惑われましたか?
森裕美子:幸い大学一年から2年まで寮にいましたので、東京と山口で戸惑うことはあまりなかったです。
●それはラッキーでしたね。では、すぐ東京の水になじめたという事ですね。
適応力があるという事なのでしょう。
森裕美子:4人部屋だったため、もちろん、他人と暮らすという事に戸惑いはありましたが、結構たのしかったです。私の部屋はいつも笑いが耐えない部屋で有名でした。
●そういう学生生活を送れて森さんはお幸せでしたね。私も笑うのが大好きで、ほとんど一日中笑っているかも・・・楽しい日は幸せと思えるから、歌にとっては楽しい笑いは最高なのでは?
森裕美子:そうですね。
●学生時代から寮生活をなさると、楽しい生活の中で他人と生活する上のマナーが身に付きますし、毎日が合宿生活ですね。
森裕美子:本当にそうだと思います。
●この質問はとても難しい質問である事は分かっていますが、是非知りたい事ですので、皆さんに質問してしまっています。好きな作曲家と好きな曲があれば教えて下さい。
森裕美子:確かにこの質問はとても難しいですね〜でも、プッチーニは好きです。「ラ・ボエーム」はどの場面をとっても素敵で、何度聞いても全く飽きません。
●私も「ボエーム」は、大好きなオペラです。
フランス在住中オペラ鑑賞の中で一番「ボエーム」鑑賞が多いと思います。
しかし、パリオペラ座で、今の時代に置き換えてのオペラの「ボエーム」を観た事がありますが、私は、やはり時代背景もそのままを再現してのオペラの方が好きです。
森裕美子さんは、12月の「ヨーロッパ アーティスト クリスマスフェスティバル in すぎなみ 2010」では、「ボエーム」のアリアを歌って下さるそうですので、今から楽しみですね。
その前に、サマ―フェスティバルでも、かの有名なプッチーニの「蝶々夫人」より”ある晴れた日に”他を歌って下さいますので、どうぞ皆様お楽しみに!
最後に夏以降のご予定などございましたら、お知らせ下さい。
森裕美子:ミラーレ・オペラ プッチーニ作曲 オペラ「ジャンニ・スキッキ」や二期会オペラ レハ―ル作曲 オペレッタ「メリー・ウィドー」に出演します。
●今日はありがとうございました。頑張って下さい!
森裕美子:はい。ありがとうございました。
●楽しい企画がいっぱいですね!
今からわくわくします〜
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