皆さん、楽しい週末をお過ごしになりましたか?
日差しがかなり強く、暑い週末でした。
河口湖も山中湖も週末は賑わっていました。
久しぶりにカチカチ山ロープウエイで天井山に登って河口湖を見下ろしたり、遊覧船で回ったり、温泉に入ったり・・・と楽しいひと時を過ごしてきました。
今日のサマ―フェスティバル出演者は、22日のトップバッターの工藤祐意さんに登場して頂きます。
工藤祐意さんは、フランスのリルでお生まれになり、その後パリにお引っ越しなさられて、今もパリにお住まいです。
祐意さんは、有名なフルーティストの工藤重典さんのご長女で、とても素敵なお嬢様です。
サマ―フェスティバルのために、日本までいらして下さいます!
息子が師事していたソルフェージュの先生と一時期同じだった事もあり、パリの自宅のサロンコンサートでは、祐意さんのピアノ独奏やご両親のフルートの二重奏などを演奏して頂いた事もあります。
では、祐意さんにお話をお伺いしましょう。
●こんにちは!いつ頃からピアノをはじめられたのですか。
祐意:私は4歳からピアノをはじめました。
●フランスでずっと教育を受けられているわけですけれど、フランスの音楽教育で気に入っているところを教えて下さい。
祐意:アマチュア精神で演奏しても、大事にしてくれることです。
●確かに、アーティストに対してとても温かい気持ちで聴衆は迎えて下さいますね。
子供たちのコンセルヴァトワールのオーディション(発表会)の時に感じた事ですが、毎回、手が真っ赤になる程、温かいというか熱い拍手を送ってくれますので、何かとても心地がいいですね。
日本にも年に一度は帰国なさられるそうですが、日本の好きな事や好きなところはありますか?
祐意:そうですね。日本のパブリックのサービスの便利さ、親身な親切がすばらしいと思います。
●私もそう思います。日本のサービス精神は徹底していますね。コンサートの折にもいつもその親切さに触れますが、とても素晴らしいと思いますし、本当に嬉しいですね。
祐意:フランスでの生活は、日本に比べて不便なことが多いですから・・・
●そうそう。呆れる事が色々ありますよね。日本の方が何でも楽でスムーズに運びますね。
では、フランスの好きなところは?
祐意: フランス人は、率直で良く見せようとする裏を感じないのがいいかもしれません。
●祐意さんは、フランス生まれでいらっしゃいますけれど、やはりフランス人と日本人の事を、私が感じている事と同じように捉えていらっしゃるのですね。
両国いいところは沢山あるけれど、やはり「お国柄」という言葉がありますが、本当に人種の違いという事をいつも痛切に感じてしまいます。
でも、祐意さんが思われているように、私も日本人も好きだしフランス人も好きです。
両国のいいところがよく分かっているからこそ、両国が好きなのかもしれませんね〜
●最後に、好きな作曲家はいらっしゃいますか?
祐意:私はどんな作曲家も好きなので・・・
●それはいいことですね。
どうぞ、日本で楽しんで演奏して下さい。
今日はどうも有難うございました。
では、夏に日本でお目に掛かれますのを楽しみにしています。
祐意:どうもありがとうございました。
どうぞ、日本で音楽教育を受けたピアニストとは一味違うフランス仕込みのピアニストの音色をご堪能下さい!皆様、今週も楽しい素敵な一週間でありますように!
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