サマ―フェスティバル出演者紹介 その6

今日は、パッとしないお天気でした。
今週末から梅雨入りなのでしょうか・・・鬱陶しいのは嫌ですね。

昨日は、クリスマスフェスティバルの出演者と打ち合わせをしました。
とてもよい音楽を持った方で楽しみです!

今日は、27日の1部の3番目に演奏して下さいます、ヴァイオリニストの中村文さんに登場して頂きます。
中村文さんは、昨年冬の「レ・クロッシュと楽しい仲間たち」の仲間として出演して下さいました、とても素敵な方です。
フランスのナンシーフェスティバルで、はじめて中村文さんの演奏を聴かせて頂きました。
お若くて初々しい中にもとても素敵な芸術的センスがある演奏でしたので、レ・クロッシュの“仲間”に加わって頂いたのです。

今年7月のサマ―フェスティバルにもご出演して下さいます。
東京藝術大学在学中ですが、多くのコンクール歴があり、今後が楽しみな方です

404 File Not Found

では、いつも同じような質問になってしまいますが、文さんにお伺いしましょう。

●こんにちは!いつ頃からヴァイオリンを習い始めたのですか?

中村文:10歳頃からです。

●そうですか。弦楽器としてはかなりゆっくりスタートなさられたのですね。

中村文:6歳からピアノをはじめたのですが、それと同時にヴァイオリンの存在を知って、習いたいと親にせがみ続けました。

●余程ヴァイオリンの音色と相性がよかったのでしょうね。
念願かなってヴァイオリンが持てるようになって、生き生き練習に励んだのですね。

中村文:はい、そうです。

●それで、いつ頃からヴァイオリニストになりたいと思われたのでしょう?

中村文:私は、ちゃんと勉強はじめようと思ったのは高校2年、カナダに留学していた頃です。

●いい環境の中でヴァイオリンに目覚めて開花したということですね。
何か大きなきっかけになるような出来事があったのですか?

中村文:はい、高校2年の時に、たまたまエントリーしたコンクールで最優秀賞を頂く事が出来ました。

●それは素晴らしいことですね。

中村文:その時に、何より印象に残ったことは、お客さんが本当に楽しく聞いてくれた事です。

●それは最高に嬉しい事ですね。
そういう経験は、ずっと覚えているものですね。
前回のインタヴューにお答え下さった、工藤祐意さんもフランスで気に入っている事は、「アマチュア精神で演奏しても、大事にしてくれること」というご意見でしたけれど、これはとても大切な事だと思いますし、サマ―フェスティバルの時も、お客様が本当に音楽を肌で感じ、心から熱い声援を送って下さると最高に嬉しいですね。

●では最後に、お好きな作曲家、曲があったら教えて下さい。

中村文:バッハ、ブラームス、ラヴェル、ドビュッシー、イザイ、ショスタコーヴィッチ、メシアン・・・
好きな作曲家は沢山いますし、好きな曲も沢山あって挙げられません。

●ドイツ物からフランス物、そしてロシア物と何でもよい曲は好きだという事なんですね。
確かに芸術作品は、世の中に多いですので、アーティストはいくら勉強しても足りないという事はなさそうですね。

中村文:私は、モーツァルトのレクイエムが好きでよく聴きます。どこか悲しくて、暗い曲が好きなようです。(笑)

●確かに、暗くて重みのある曲は、聴いていると何か迫ってくるようで、私もそういう曲が好きです。
いつも同じ気持ちではないので、その時の気分で色々な曲を聴いてみたいと思います。
しかし、短調の曲の方がどこか訴えてくるものがありますよね。
では、これから沢山の曲を弾いたり聴いたりして、サマ―フェスティバルでは、素晴らしいバッハの音楽を聴かせて下さい。
今日は有難うございました。

中村文:ありがとうございました。

若きアーティストの演奏は、何もかもが栄養になって想像できない程大きく羽ばたきます。
そういうアーティストたちにどんどんチャンスをあげたいと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました