サマーフェスティバル出演者紹介 その7

今日晴れて夏日となりましたが、急に夕刻雨が降ってきましたので、濡れてしまいました。
今日は、パリ在住の時にレッスンしていた生徒が帰国して市ヶ谷にいらっしゃるので、レッスンに行きました。
高学年になりますと学校の帰宅が遅くなりますので、出張レッスンに伺いました。

最初にパリで教えた時は、小学1年生だったのが今は小学6年生です。
身長も体も大きくなって、本当に子供の成長は早いと思います。
子供の成長をずっとみていくのは、とても楽しいことですね。

今日は、27日の第一部4番目に演奏して下さいます、ピアニストの西尾杏子さんにご登場頂きます。
西尾さんは、サマ―フェスティバルでは、ドビュッシーとラフマニノフを演奏して下さいます。
私は、どちらの作曲家も大好きですので、今からとても楽しみです。

国立音楽大学付属中学・高校から国立音楽大学をご卒業なされて、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了という事で、ずっとよい音楽環境の中でお勉強をなさられたのだと思います。
新人演奏会にご出演なさられたり、多くのコンクールを受賞なさられています。

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●こんにちは!西尾さんは、いつ頃からピアノをはじめられましたか?

西尾杏子:3歳から始めました。

●3歳とは随分早い時期から開始なさられたのですね。
日本は早期教育をしますので、3歳から開始なさられた方も多いのかもしれませんが、まだまだお指が小さいのに、一生懸命練習して頑張られたのでしょうね。

西尾杏子:そうだと思います。

●好きな作曲家は多いと思いますが、その中でもお好きな作曲家はいらっしゃいますか?

西尾杏子:はい。好きな作曲家は沢山いますが、メシアンは、特に思い入れが強いです。

●そうなのですね。メシアンは、フランスの作曲家ですが、ドビュッシーやラヴェルの近代の作曲家とは違う世界を作り上げていますよね。

西尾杏子:はい。私は、学生時代にメシアンの作品を集中的に勉強しました。

●それは素晴らしい事ですね。ある作曲家の曲を集中的に学ぶとその人の事が演奏を通じて多くの事が分かってきますね。そして?

西尾杏子:やはりメシアンの独特な響きに魅了されました。

●杏子さんは、メシアンととても相性がよかったのですね。
フランスでもメシアン贔屓の方は、コンサートでもメシアンばかりを演奏なさられる方がいらっしゃいます。
ところで、サマ―フェスティバルでは、メシアンではなくドビュッシーを弾いて下さるのですね。

西尾杏子:はい、そうです。

●サマ―フェスティバルでは、ドビュッシーとラフマニノフという事ですが、聴きどころは?

西尾杏子:ドビュッシーとラフマニノフという全く違うタイプの作品を組み合わせたので、それぞれの世界観を表現したいと思います。

●それでは、楽しみにしています。

西尾杏子:また、ドビュッシーは、お客様1人1人に絵画のようなイメージを抱いて頂ければと思います。

●そうですね。お客様の頭の中で絵画のイメージを抱きながら、杏子さんの音の世界に入っていく、というのはとても素敵な事ですね。

●では、最後に質問させて頂きます。ピアノと関わりのある人生を送られて、今それをどのように感じていらっしゃいますか?

西尾杏子:大変な事もありますが、自分が幼い頃から続けてきたことを職業としてこれまでやってこれて、幸せに感じています。

●本当に最高の幸せだと思いますよ。

西尾杏子:また、練習時間の捻出など、周りの協力が必要なこともありますので、家族にはとても感謝しています。

●確かに音楽を続けていく場合には、周りの協力がどうしても必要ですね。杏子さんのご家庭の皆さんが支えて下さっているからこそ、こうやって現在も伸び伸びコンサート活動を続けて行く事が出来るのですよね。
どうぞ、これからもどんどんチャレンジして下さいね。有難うございました。

西尾杏子:有難うございました。

では、皆さん、27日のコンサートをお楽しみに!
素敵な世界に導いてくれることでしょう!

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