ショパンの生家

今日はパリもぽかぽか陽気で気持ちがいいです。

昨日は、ショパンの父親ニコラの話しをさせて頂きました。

ニコラは、1802年にショパンの生家であるジェラゾヴァ・ヴォ―ラに領地を持つスカルベク伯爵の子供たちの家庭教師となり、そこに住みこむことになったのですが、伯爵の遠縁で家事手伝いをしていたユスティナという女性と知り合って結婚して生まれてきたのがショパンなんです。

ですから、ショパンの母親は、スカルベク伯爵の遠縁で良家のご出身でしたので、ショパンは、ピアノの手ほどきをまずお母さまから受けていますし、教育環境はよかったのでしょうね。
ジェラゾヴァ・ヴォ―ラは、ワルシャワから西に50キロ程の小さな村で、今はそのスカルベク家だった邸宅の跡の公園にショパンの生家が再建されています。

私は、15年前にワルシャワから車で行きましたが、当時、途中の田園風景が素朴で、フランスよりももっと小じんまりした農園がずっと続いていた事を覚えています。

丁度ショパンコンクールの時期の秋でしたので、黄葉した木々に囲まれたジェラゾヴァ・ヴォ―ラにあるショパンの生家は木造平屋建てでしたが、とても洒落た家でした。
今も自宅の2階の回廊の壁にショパンの生家の写生画が飾られていますが、秋の光景ととショパンの生家がとても物静かでマッチしています。とても落ち着いた絵なので好きです。

でも、ここは本当に生家というだけで、1810年にワルシャワに引っ越しているわけですから、生まれてすぐに引っ越しをしたことになります。
ただ、今年”ショパン生誕200”という事ですから、1歳にならない時期に引っ越しをした事になりますが、演奏を聴く側としたら、それが別に前でも後でも問題ないのですが、結構2009年説も以前からありますし、実際には、どちらなのかは分かりません・・・

ただ、色々な文献を読むと、私は2009年説なのでは?とは思っています。
昔は誕生日の登録がないから実証するものがないと難しいですね。
これは、ドラえもんに確認してもらわないと無理ですね〜

では、今日はこの辺で〜

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