皆さん、お元気でお過ごしですか。
日本ではお世話になりました。
東京は、私たちがパリに着いた翌日、そして昨夜も雪が降ったそうですね。
今朝もマイナスの寒い朝だったそうですが、風邪を召しませぬように。
無事パリの生活がはじまりました。
毎回郵便物の整理からはじまります。
そしてご近所の方たちへの挨拶も終わりました。
これで、ようやく普通の生活が始まります。
私は、相変わらず声が思い通りに出ないので、ちょっと困っています。
孫もいつも大声出しているおばあさんがかすれた声しか出ていないので、不思議そうにしています。
でも、体の方は元気ですから大丈夫です。
孫は、一昨日で1歳半になりました。
パリには2ヶ月振りになりますが、1歳4ヶ月で経験した事をちゃんと覚えているものなのですね。
庭にはブランコがある事も知っていて、すぐ庭を指さしていました。
サロンには電気で光るお気に入りのお城の模型があったのですが、家に入るなりこのお城に電気を点けて!と催促・・・
散歩の途中に、道路の角に駐車禁止のためのポールが3本立っているのですが、3ヶ月前に散歩に出た時に、一番手前のポールが倒れていました。
孫は、倒れているのが気になっていたようで、そのポールを起こすように催促したので、私は、その重いポールを起こしました。
そうすると、満足してニコニコしていたのですが、今日その場所を通ると、3本とも立っていました。
以前倒れていたポールを指さして、言葉はまだまだきちんと話せませんが、「今日は、このポール倒れていないね〜」という風に、そのポールをわざと倒そうとしていたんです。
子供の記憶って凄いものだと思いました。
私も結構記憶では負けない方なのですが、「なんでこんな些細な事をちゃんと記憶しているのかしら?」と不思議になりました。
近所のお庭で遊ばせてもらった事がある家の木戸をガタガタ開けようとしたり、驚く事ばかりです。
ということは、1歳半でこれだけの記憶する能力があるのですから、小さいからと言って、大人が自分の感情に任せて怒ったり、たたいたりすると、子供はとても傷ついてしまうのでしょうね。
意味は全部は理解していないでしょうが、相手の目を見て、少しでも理解しようと、いつもじっと見つめていますから、大人の行動や性格もちゃんと自分なりに感じ取っているのだと思います。
大人と話をしているように、子供の言いたい事をしっかり理解してあげて、真剣に向き合って行かなければならないんだ、と感じます。
今回、NHKの「みんなでワンダーホー!」のDVDをパリに持ってきて、毎日観ていますが、「ピッシャンポン」という雨の歌が始まると、パリに着いた日に、キティの子供用傘を開いてあげたら、この歌がはじまる前になると傘を早く出して欲しい!と毎回催促するんです。
今何でも吸収する時なのでしょうね。
孫を預かる時は、適当な気持ちではなく、お互いに分かりあって、楽しい時間を作っていかなければならないな〜と感じるこの頃です。
今日一番傑作だった事は、フランスの電気ストーブに手をつけようとしたので、「あっちいからダメよ!」と言ったら、食事の時に熱いといつも「フーフー」して食べるので、そのストーブに向かって口を尖らせて「フーフー」しているんです。
皆で大笑いしました。
本人は至って真面目にやっているので、本当におかしかったです。
では、東京は今日も寒いそうですから、くれぐれもお体を大切になさって下さい。
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