皆さま、お元気でお過ごしですか?
あっという間に8月に入りました!
予定通りパリに戻ってきました。
前回のブログを読んで下さった方には、パリの我が家の事で色々ご心配をお掛けして申し訳ございませんでした。
今日も今からポリスに行ってきます。
何と、この界隈で今月5件もの空き巣の事件があったそうなのです!
私たちは不在のためにアラームが鳴り響き、泥棒は逃げていきましたが、2軒隣りの人は、2階で寝ているうちに、一階を荒らされ、現金や宝石類、絵画や飾り物が取られたそうです。
それでも、その人たちは皆、「もし物音で1階に降りて行ったら殺されていたかもしれないから、物だけで済んでよかったわ。」との事。
確かにそうだと思います。
今までこの周辺では事件は少なかったのに、確かに今年から急に物騒になってきました!!!
今年6月に、ブランコ、滑り台セットの家70K以上の物をを運び去られてしまい、庭にはあるはずのものがなくがっかりしました。
ただ、取った人がどんな思いでそのブランコに我が子を乗せているのかと思うと、心が痛みます。
それとも得意になって自慢話でもしているのでしょうか?
隣の人たちは、恐らく5人はいないと運べない大きさだ、とおっしゃっていましたが、お隣の方から東京宅に国際電話して下さった時にも、大きいゆえに一瞬信じられないような話で驚きました。
それを運ぶために、道に面した木製の壁は壊れてぐちゃぐちゃになっていました。
それでも近所のおじさんたちが、木を持ち寄って釘で補修をして下さっていました。
感謝です。
昨日は皆さんに感謝の気持ちを込め、ご挨拶をして状況を聞きに行きました。
セキュリティ会社から東京宅に連絡が来ましたので、今回は直接やり取りをしましたために、近所の方たちの中には空き巣に気づかない人もいて、周囲では、「usuku の家に、変な男が寝泊まりしているんではないか、庭を夜半に迂回している。」と噂の種になっていたようです。
それでもセキュリティ会社の車だったので皆安心したそうですが、一時は周囲の人たちの噂が飛び交い大変だったとの事でした。
窓枠は完全に金属部分がひねられて閉めることが出来ないために、セキュリティの人が交代制で1週間見張っていてくれたそうです。本当に助かりました。
さて、昨日は警察官が現場検証のために、そして、今日は警察署に行き、書類作りをします。
家の中の物は壊されたり無くなった物はありますが、現金は日本に行くときに銀行に入れていきましたので、却って不在の出来事でよかったのかもしれません。
色々お騒がせしましたが、もう大丈夫ですのでご心配なく。
29日の午前11時20分発というのが、いつものANAの成田発パリ行の時刻なのですが、この日に限って飛行機の到着が遅かったために、午後3時半頃に変更になりました。
そのために同日の夕方パリに着く予定が、家に着いたのは、午後10時を回っていましたので、余計に夜に鍵を開けて入るのはドキドキでした。
それでも、もし一人だったら恐ろしいですが、息子も一緒でしたのでよかったです。
あと1時間後の午前10時に修理のための見積もり業者が来てくれます。
本当に来てくれることを祈っています・・・
知人から紹介された業者に連絡を取ると、これもまたフランスらしく、9月になるまでバカンスだから仕事は出来ない、と言い出しました。
それでも、とにかく窓が開いたままでは生活できないし、見積もりだけでも取りに来てほしいと強引に頼んで何とか来てくれることになりました。
それが済んでから警察署に行き、状況を話してきます。
移民が多い国はどうしても治安が悪くなります。
隣人の話では、以前はアラブ人が多く捕まっていたけれど、最近は黒人が多いとの話でした。
どちらにしても生活が営めない人たちが多くいる国はよくありません。何とか皆が生活が安定しますように・・・と祈るばかりです。
どうしても生活が出来ないなら、お金を下さい、と頼みにくれば何とか都合をつけてあげたいですが、他人の物を取ったり壊したり迷惑を掛けることは許せません。
お金が無ければ、子供にミルクも与えられないのですから、何とか手を打たなければなりません。
このような事件があるとフランスは怖い国だと思いますが、それでも周囲のフランス人の人情溢れる親切さにはいつも感謝と感動をしてしまう私です。
生活にゆとりがあれば心も美しくなれるはずなのに、本当に残念な国です。
いつも申し上げるように、やはり”世界平和”が一番大切ですね。
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