パリに到着!

日本は暑い日が続いていると思いますが、お元気でお過ごしですか。
無事、昨日 7月31日にパリに着きました。

今日の最低気温は、10℃、最高気温は22℃です。
やはり朝起きても暑いという感じはしません。

空気が爽やかですので、体が急に軽くなりました。
特に今年の日本の夏は酷く暑かったですので、暑さで体は重いですし、持続して何かをすることがかなり大変でした。
クーラーを掛けてもまだまだ暑かったです。

いつも通り、留守をするとそのあとの後遺症が色々ありますので大変です。

まず、玄関入るところからつるが伸びて道が塞がれていますし、蜘蛛の巣が酷いのが困ります。

蜘蛛の巣掃除からはじめないといけません。
今年は特に雨が多かったせいで、芝生の雑草もすぐ生えて困ったそうです。
数日前に刈って下さっても、もう伸びてきてしまっています。
また一日中外に出て、木々を切ったり、庭作りに精を出さなければ!

午後は、買い物もしなければならないので、食料品を買いに近所のスーパーに行きました。
フランスのバカンスについては、本当に徹底しているなあ〜と実感しました。
かなり広いスーパーでいつもなら、レジがずらっと7つ全部開いているのですが、今日は一つしか開いていません。
レジのお姉さんも暇そうに肘をついて外を眺めています。
お客さんがたったの3人・・・

留守をすると山のような食材を買わなければなりませんが、今日はお店がガラガラなので、本当に買いやすかったです。
この時期気をつけないといけない事は、賞味期限をよく見ないとなりません。
長いバカンスの時期は商品の回転が悪いので、ギリギリの物も済まして置いてあるのです・・・

家の周辺も静まり返っています。
いつもなら、我が家の窓が開いた、というだけで、翌朝には家までご機嫌伺いに来て下さるのですが、雨戸が閉まっていて、みなバカンスに出かけています。

一ヶ月以上バカンスに出かけている人もいますので、9月にならなければ活気を取り戻すことは出来ないでしょう。

フランス人は、「私たちはバカンスのために働いているのよ。」と言われますが、確かにバカンスが終わるとまた次のバカンスの過ごし方を考えているようですから、いつも活気があります。
次はどこで楽しむかを考えてワクワクしながら、そのために仕事をしているというのは、とても健康的なような気がします。
私も元々旅行好きでしたので、その点では、フランス人ととても気が合います。

隣の方は、ご主人はフランス人、奥さまはカナダ人なので、奥さまの実家に毎夏帰郷するのですが、三姉妹(8歳、5歳、2歳)を連れての里帰りも大変でしょうが、いつも思いっきりリフレッシュできるようです。
その時は、子供たちを両親に預けて、友達と旅行までしてしまうそうです。
ご両親も同じことをしてきたから、そういう事を当然だと思っているようです。

フランスのバカンスの過ごし方は色々ですが、子供だけの参加ののキャンプも盛んですから、夫婦だけでの旅行を考えているご家庭は、別な場所でそれぞれが楽しんいます。

私の友人でフランス人とご結婚されたAさんは、来週日本に3歳のお嬢さんを連れて一時帰国しますが、仏人のご主人は、家に残るそうです。

昨年土地を購入し、家を建てている最中です。
ドビュッシーの生家に近いところだと聞きましたので、パリ郊外でもかなり遠方になります。
建設会社の友人に家の骨組みだけを作ってもらって、あとはバカンスを利用して、自分で家づくりをするそうです。
材料を買ってきて、少しずつ作っていくそうです。
口で説明するよりも、自分でやりたいように自由に家づくりが出来るから楽しいようです。
秋までに何とか住みたいという事ですが、IT関係のお仕事ですから、別に大工さんでもないのに、フランスでは、結構こういう家の建て方をする人も多いのです。
以前も、学校の先生が、夏休みを利用して、家づくりをしましたが、その方は全く1人で設計から何もかもしていらしたから、かなりの時間が掛ったみたいです。

バカンスの楽しみ方は、旅行だけでなく、こういう楽しみ方もあるんですね。

これはこれで、別に旅行に行かなくても、バカンスの間に一つ大きな作品を仕上げた感じですから、よい想い出になると思います。

こういう発想も長いバカンスがあるから出来る事で、時間に追われている生活をされている方は、いくら器用な方でも無理ですね。

またどっさり郵便物がありますので、その整理にも時間が掛かります。
明日はまずその仕事をすることにしましょう。

では、これからしばらくはパリからのブログとなります。皆様、お元気でお過ごし下さい。

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