パリの生活

皆さま、お元気でいらっしゃいますか?

昨日だけは晴れましたが、今日もパリは曇り空でした。
今日は立春ですから、もう少し明るいとよかったのですが…

昨日は、節分だったせいか、変な夢をみました。
フランスのオランド大統領がエッフェル塔の上から、「福は内!鬼は外!」と豆まきをしているのですが、海外バッグに「節分豆」をいっぱい入れて、私がそれをオランド大統領に手渡しているのです。
何だかとてもバカバカしい夢なのですが、私の頭から、今のヨーロッパ情勢、ISの事などが頭から離れないで不安に思っているからなのでしょう。

昨日は、マルチェ (市場) に久しぶりに買い物に出かけましたが、今までのような、押しくらまんじゅうではなく、何だか閑散としていました。
皆さん、恐ろしくてなるべくマルシェのような人混みの中には行かない、という事なのかも知れません。

周囲の方たちも、出来るだけパリの中心、特に観光地には出ないようにしているとの事、本当に折角のパリが寂しいですね。

我が家は、今回は何も変わりはありませんでした。
周囲の人たちが、頻繁に様子を見て下さっていたようで、本当に有難いです。
夏にパリに戻りますと、庭の手入れを翌日から始めなければなりませんが、冬は、落ち葉を集める程度で庭仕事は多くありませんので、その点は楽です。

パリのオペラ座やコンサート会場から例年になく、コンサート告知の宣伝がメールで送られてきていますが、やはりパリのコンサートは、日本よりも1時間遅く、20時に始まることが多いですので、皆さん夜パリ市内を歩くのを敬遠していらっしゃるのだと思います。
私も、他の方たちと同じで、夜遅くにコンサート会場を出て、今までのようなウキウキした気分で帰路に着く事は出来ないでしょうね。
何だかとてもつまらないですが、コンサートだけではなく、レストラン、お土産店、ブランド店やデパートなどの売り上げにも響いて、大変だと思います。

本当に、パリ行の飛行機もガラガラでしたし、このままではどうなってしまうのかしら?

ANAパリ行は、羽田発になりましたので、成田発よりもかなり家からの往復は近くなりました。
前回は、「はねだ日本橋」をゆっくりみることが出来ませんでしたが、今回は、橋を渡ったり、周辺を散策しました。
想像以上に立派でした。
海外からの旅行客は、はねだ日本橋や江戸図屏風の前で、写真を撮っていらっしゃいました。

ところで、私事ですが、パリの家に来ると、急にピアノの練習量、そして読書の時間が俄然増えます。
24時間自由に弾ける環境はやはりいいですね。
キッチンやピアノサロン、お部屋が広々していると、生きかえったような気持ちになります。

今月末に、孫が来ると中々思い通りになりませんので、この1ヶ月は、私の充電期間となります。
日本は、マンションであること、空間が少なく、雑用に追われる日々ですので、長い時間練習をしたいとは思いましても、中々中断して実行出来ません。

日中はピアノと声楽、そして夜はじっくり読書が出来る事が何とも学生時代に戻ったような気分です。
息抜きにDVDもよく観ますが…

周囲の方たちとの交流は色々ありますが、やはり夏のように活発ではありませんね。

では、皆さま、2月もお元気でお過ごし下さい。
これからしばらくはパリからブログを書きますので、よろしく!

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