パリは冷夏のようです・・・

皆様、お元気でお過ごしですか?
今日のパリの気温は、最低気温は12度、最高気温は20度です。
何だかすっかり涼しくなりました。

日本よりも夏の時期がとても短いと思います。
それで、南仏や島などでなるべく長く夏を満喫するのかもしれませんね。

今は、パリの街を歩くと、ほとんどが観光客で埋まっています。
日本は猛暑ですから、避暑地にいるような感じではないでしょうか。

それでも、フランスに遊びにいらした日本人は、物価が高すぎてお土産も買えないわ〜とぼやいていましたけれど、確かに円安傾向だとかなり値段に響きます。
私どもの生活は、レートによりかなり生活費が変わってしまいます。
フランス製の品物が日本で購入した方が安いものもレートによりありますから・・・

ヴェネチアに行った時に感じましたが、物資の移動は、船でしかできない立地条件の地域は、物価が?くても仕方ないのでしょう。
商売をしてる人たちが夜明け前に、果物や野菜の船からおろしている姿は、観光客にとりましては、ヴェネチアらしくて、それが絵になっているのですが、その作業をしている人たちは、毎朝の事ですから、重労働だと思います。

ところで、ショパンは、サンドと共にマヨルカ島に健康維持と創作活動のために1838年11月に渡りましたが、当時は、ピアノの運搬なども大変だったと思います。
パリのプレイエル社に注文しましたが、このピアノが運ばれなければ、マヨルカで作曲した、24の前奏曲やバラードやスケルツォなども作曲されなかった可能性もありますから、これが運命だったのでしょう。

作曲家は、生い立ちにより、作風は随分違うのは確かだと思います。

イタリアの気候は、やはり歌曲やオペラなどにマッチした風土だという事もわかりますし、その環境の中で優れた人たちが出やすいという事なのでしょうね。

明日行きます、シチリア島でベッリーニが育った事で、オペラや美しい歌曲が出来た事も気候や風土の影響が大であることも理解出来ます。

私の友人のAさんは、仏人と結婚し、4歳のお嬢さんのMちゃんがいらっしゃいますが、ご家族で今週遊びにいらして下さいました。
そして、彼女は、今の環境の中で頑張っていらっしゃっています。
これが彼女の運命ではありますが、国際結婚の大変さや価値観の相違、言葉の壁の事など、長年住んでいますとその辺は理解している方ですので、余計に感心してしまいます。

今自分の置かれている環境が”運命”ですので、精一杯生きて欲しいと思います。

私自身も見聞を広めて、自分の日仏生活の立場を利用して、より磨きたいと考えています。

では、バカンスの後半に入りましたが、皆さま、お元気でお過ごし下さい。

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