パリも寒い日が続きます

皆さま、お変わりございませんか。
東京に雪の予報が出て居りますが、如何でしょうか。
朝の電車のダイヤが乱れないとよいですが、雪国でない地域は、すぐに電車の遅れが出てしまいますね。
そして、道が滑りますので、お気を付け下さい。

以前にも話しましたが、夫の仕事の関係で2年間だけ札幌に住んだ経験がございますが、何と申しましても、その時に家の窓から眺める雪景色が目に焼き付いています。
朝起きて、一面が銀世界になった時は、驚きと共に、何と美しく素晴らしい光景だろう、と感動しました。
それが、実生活となりますと話は別で、娘が生後数ヶ月の時に雪が降り始めましたので、ショッピングするにも、抱っこは危険ですから、はじめて負ぶって雪道を歩いてみましたが、本当に今でもあの怖さは覚えています。
歩こうとすると、ズズッと足が勝手に滑って行き、恐ろしさのあまり、立ち止まってしまいました。

丁度その頃、札幌で夫は自動車の免許を取るために教習所に通っていたのですが、雪で道路の車道と歩道の線が全く見えないので、困ったそうです。
車の免許を取りましても、慣れない雪道を走る時は、自然に肩が上がって緊張しきっていました。
雪国の美しさは素晴らしいですが、雪道は慣れないと難しいですね。

ところで、パリに戻りましてから、2週間になりますが、今年は今のところ雪は降っていませんけれど、昨夜から雨が降っております。
まだ夜の冷え込みが厳しいですのに、何と、もう家の庭をハリネズミが歩いて散歩をしていました。
ハリネズミの歩き方がとにかくちょこまかして可愛いのです!
多分、お腹を空かせて、芝生の中に虫でもいないか、探しに来ていたのではないでしょうか。
フランスは、とてもハリネズミが多いところなのです。
夏になると毎晩のように、せかせかと芝生を走って横切ります。それも家族で移動をするので、3匹が行進している姿は本当に可愛いです。
今年のように、1月に歩き回っているのは、初めてですが、育ち盛りのハリネズミがお腹を空かしてしまったのかも知れませんね。

以前我が家にハリネズミが遊びに来たので、しばらく飼ったことがありましたけれど、人間がそばによると、ボールのようになって、ビクともしないのです。
哺乳類ですから、ベーコンが大好物ですので、ベーコンを置いておくと、人間が去ったのを確認して、あっという間に食べてしまいます。その様子をまたちょっと見ようと思い、そっと近くに寄ると、またボールになってしまうのですから、自分で自分の身を守っているのでしょうね。
モグラの近隣との事ですが、モグラよりもずっと顔立ちがよくて、可愛らしいのです。

フランスの「エミリー」という絵本を、子供たちが幼児期に渡仏してすぐに買え与えましたが、そこにハリネズミが登場します。
フランス語ですと「エリソン」と発音しますが、私自身が、犬や猫の次に、ハリネズミの単語を覚えたという事は、それだけ身近な存在だという事なのでしょうね。

昨日、近所の音楽好きなおばあ様が、レ・クロッシュのCD「ロマンス」を毎晩聴いているのよ、と話して下さいました。
CDを聴いていない時でも、CDの順番通りに音楽が頭の中に響いてくるとの事。
そこまで楽しんで聴いて下さるとは、嬉しい限りです。
「ロマンス」をリリースする前は、「歌の翼に」が大好きだったようですが、食事の準備をしながら、車での移動にもいつも一緒なのよ、とおっしゃって下さり、心から感謝です。

実は、2月1日に、ヨーロッパ アーティストのホームページをリニューアル致します。
今その作業をしてくれていますので、お楽しみに!

皆さま、新型コロラウイルスが流行っておりますので、くれぐれも手洗いとうがい、そしてマスクを着用なさいますよう、お願い致します。
では、寒い日が続きますが、くれぐれもお体を大切になさいませ。

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