パリ生活は、あと1ヶ月!

皆さま、パリは、大分秋の気配を感じさせる日が続いておりますが、日本も気温が下がり、過ごしやすくなりました事でしょう。

あと1ヶ月で帰国しますので、あれこれ最後の仕事に励んでいます。

庭師さんに大木を切ってもらいました。
松の木は、2本ともどんどん成長していましたが、1本はバッサリ切ってもらいました。
30年以上の年輪でしたから、高く伸びるはずです。
玄関前の白樺は、枝を大分切ってもらいましたので、すっきりしました。
柳も枝を随分落としてもらいました。

大分明るくなった気がします。

そして、昨年1階の雨戸、今年は2階の雨戸を新しくしてもらいます。

暖炉の白ペンキ塗りや玄関の木戸のニスは、自分たちでしますので、今週から作業を始めるつもりです。

9月17日は、敬老の日ですので、孫は、カードやプレゼントをパリまで送ってくれました。
イニシャルが入った沖縄のポーチですが、化粧品を入れるのに丁度良い大きさで、満足しています。
自分では、「敬老」と言う言葉が何かピンと来ませんが、やはり思ってくれる事が嬉しいです。

ところで、9月14日は、母の98歳の誕生日でした。
とても元気で誕生日を迎える事が出来、とても嬉しく思います。
老人ホームでも、誕生日会をして下さったそうです。

通販でプレゼントをするのは味気ないですが、それでも日時指定も出来ますので、遠方に住んでいる人にとっては有難いです。

娘は孫とケーキを持って私の代わりに行ってくれましたが、とても喜んでくれたそうです。
姉弟も近くにいますので、本当に恵まれていると思います。

毎日欠かさず、スカイプ電話で顔を見ながら色々な話をし、寝る前には、必ずメールを致しますので、あまり離れているような気は致しません。
パソコンがあれば、カナリア諸島からでもいつものように顔を見ながら、雑談が出来るのですから、今の時代に感謝しています。

丁度ホームでの生活は、2ヶ月になりました。
肉好きな母は、食事に毎日満足しているわけではないのですが、大分慣れたせいで、残さずに頂くようになったそうで、安堵しています。
98歳とは思えないような食生活ですので、難しいのでしょう。
老人対象のお食事となると、煮物などが多いのですが、未だにピザ、ステーキなどが好きですから、物足りないのだと思います。
お茶よりもコーラが大好きですので、皆さんに驚かれるようです。

娘は、ケーキと誕生日プレゼントの他に、母から頼まれて、ハンバーガー、ナゲットとポテトを持参しましたが、喜んでモリモリ頂いていたそうです。

たまには、若者と同じメニューの方が好きな老人もいるのですが、中々それは理解してもらえないでしょうね。

私と一緒に会話をしましても、頭の回転が速く、超スピードで話が戻ってきますので、どこからこのエネルギーが出ているのかしら〜、と考えますと、肉食だからなのかも知れません。

スカイプ電話でも、結構食事の話が多いのですが、「焼き豚が特別に8枚も出て美味しかったけれど、他の方たちは、3枚だったのよ!」と話していたところをみると、スタッフの方たちが母の肉好きを知って、コックさんにお願いして下さったのかもしれませんね。

とにかく、転んで骨折をしたり、これから冬に向かうとインフルエンザが流行る時期でもありますし、体調管理を慎重にしなければならないと思いますが、元気に過ごしてもらいたいと思います。

今年は「ドビュッシー没後100年」ということで、意識的にドビュッシーを勉強しています。
サンジェルマン・アン・レの生家にもしばらく行っていませんので、足を運んでみようと思います。
落ち着いた郊外の町で、生家周辺の風景がとても気に入っています。

では、皆さま、時節柄ご自愛下さい。

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