パリ生活は、今日で2週間となります

日本は、猛暑が続いているそうですが、如何お過ごしでしょうか。
パリの気温は、大分落ち着き、過ごしやすくなりました。

庭のブドウのふさは、大きくなってきました。
暑いと育ちがよいです。
秋のデザートは、自然とブドウを頂くことが多くなります。

今の時期は、メロン、桃、オレンジ…と果物がたくさん売っていますので、嬉しいです。
手ごろなお値段でたくさん頂ける事が魅力です。

以前、ブログにフランスでお素麺を食べる話題を記載したためだと思いますが、ファンの方たちが気を効かせて、お素麺を渡仏前にお送り下さいました。
今夏は特に暑い日が続いておりますので、とても美味しく頂いております。
いつもお気遣い頂き、心から感謝申し上げます。

玄関前の白樺の木を昨年切ってもらったために、とても見通しがよくなりました。
松の木も一本切ってもらっただけで、庭が広々しています。

パリに戻ってから、2週間は、庭師さんのような仕事をして、バラの木の選定なども終わり、かなり落ち着きましたので、昨日は、玄関の木戸や倉庫の扉などのニス塗りをしました。
気になるところを探せばきりがない事ですが、今は、せっせと仕事をしています。

来年には、完全帰国をしたいと考えていますので、家を少しでも綺麗にすることが大事かな、と頑張っております。

昨年までは天井を綺麗にしたり、塀を新しくしたり、と我々では、到底出来ない仕事を業者さんに頼んでしてもらいましたが、今年は、大掛かりな仕事は大体終わっていますので、自分たちで、家を綺麗にする事に力を入れております。
元々、大工仕事、庭仕事そしてペンキ・ニス塗りが父譲りで大好きですので、今年は、なるべく自分たちでやりたいと思っています。

ここの界隈の友人たちがバカンスから一斉に戻っていらっしゃいますと、また活気づいて、色々お付き合いもありますので、今のうちに、せっせと仕事をする事にしています。

夏のバカンス中にフランスに遊びにいらっしゃる方たちは、オペラやオーケストラのコンサートを是非パリで聴きたいのですが…、との問い合わせがございますが、バカンス中は、フランス人の事ですから、お休みしてしまいます。
9月中頃になると、一斉にコンサートが再開されますが、8月のお盆あたりに遊びにいらっしゃる方が多くいらっしゃいますので、がっかりなさられます。
本格的なコンサートではなく、観光客相手のコンサートは、チェコ共和国のプラハなどでは多く行われていますし、オーストリアのザルツブルグのミラベル宮殿でのコンサートやザルツブルグ城での室内楽コンサートなどは、毎年盛んに夏中開催されます。

フランスの場合は、自分たちがまずバカンスを楽しむ事ばかり考えるせいか、パリ市内は、パリ市民はバカンスに出かけてしまいますので、その期間は観光客ばかりです。

フランスの夏期講習会などの時に、毎晩、音楽院の教授たちの室内楽は行われますが、アルプスや地方都市での開催ですから、観光客が出向くことは難しいですね。

私は、子供たちが学生時代に、フレーヌ、クールシュベル、プラードでの音楽祭や夏期講習会(マスタークラス)に一緒に行き、毎晩のレベルの高いアーティスト兼パリ音楽院教授のコンサートをとても楽しみにしていました。
それが、今でもとてもよい思い出になり、その時に室内楽の素晴らしさを実感しました。
それまで、ソロのコンサートが中心で、室内楽をそれほど聴きませんでしたが、毎年、2週間、ほぼ毎日、室内楽を聴いている間に、室内楽の良さを感じることが出来ました。

娘が13歳の時から始まって、10年位は、夏のバカンス旅行とは別に、音楽祭とマスタークラスの楽しみもあり、とても楽しく充実していたと思います。

ところで、娘と孫は、あと2週間でパリに来る予定です。
来週のミュージカルの練習場所は、本番の浦安市文化会館まで行くそうですが、暑い中、片道2時間掛かるそうです。
18日の本番のあとには、打ち上げがあり、ほとんど夜中に帰宅し、急いで渡仏準備をし、19日の朝に出て、7時間の時差がありますので、フランス時間の夕方には、パリの空港に到着します。
恐らく、今回は機内の中で、ぐっすり寝てくるのではないかしら…

それまでに、家の中をすっきりさせることに時間を掛けたいと思います。

では、猛暑が続いているようですので、くれぐれもご自愛下さいませ。

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