プラハの素晴らしさ!

皆さま、夏休みを楽しくお過ごしでしょうか?
日本は、まだまだ暑い日が続いているようですが、体力は消耗していませんか?
ヨーロッパは、そろそろ秋らしい気候になってきています。
ちなみに今日の最高気温は24度、最低気温は9度です。
9度になると、夜風はひやっとしています。

周囲の人たちは、少しずつバカンスから帰ってきています。
井戸端会議のように、何となく皆さんが集まっては、自分の旅行の話を自慢げにしています。
今日は管理人さんがスエーデン土産を持ってきて下さいました。

私たちもプラハから無事戻りました。
パリは、移民の人たちであふれていますが、プラハは、とても落ち着きのある素敵な街でした。

共産圏の時に訪れた時も、もちろんプラハ城をはじめ、自然や建造物の美しさに胸を打たれましたが、今や観光客で溢れている、活気ある街に変貌していました。
ポーランドと違い建造物が戦争によって破壊されなかった事が、このように歴史をそのまま感じることが出来る街なのでしょう。

そして、クラシックコンサートの伝統がそのままプラハでは受け継がれているようで、とても嬉しかったです。

今や、ザルツブルグ音楽祭のオペラでも、服装が軽装になったり、現代風に変えてしまって、当時を再現した衣装ではなく、がっかりされられましたが、プラハにはまだまだ残されているように思いました。
ザルツブルグ音楽祭でのオペラ鑑賞は、1979年から1980年代後半まではとても充実していましたので、本当に残念です。

プラハのモーツァルトディナーにおいても、服装まで凝っていたので、タイムスリップしたような気持ちになりました。

モーツァルトがプラハを愛したのは、”フィガロの結婚”の上演が大人気だったからに他なりませんが、モーツァルトの時代から、プラハには、鑑賞を楽しむ人たちの人口が多かったのは確かだと思います。

チェコ共和国のカルロヴィ・ヴァリにて子供たちが共演させて頂きました折に、演奏が終わった瞬間に、観客が総立ちで拍手をし、それがいつまでも鳴りやまなかった時のことをふと思い出しました。
コンチェルトを弾いたあとに急きょソロのアンコール曲を弾きましたが、観衆の心が一つになり、とても熱い人種なのだと思います。

今年6月の洪水により、カレル橋は通れるのか、ディナークルーズは再開しているのか、など行く前に色々心配でしたが、カレル橋の上流側の2体の彫像が修理のためになかったものの、カレル橋もそのまま通ることが出来ましたし、ディナークルーズも問題なかったので、何よりでした。
プラハではコンサート三昧、チェコの代表作曲家の博物館や記念館巡りなど、充実した日々でした。
プラハ城は、見事でしたし、時間を掛けて散策を続ける事が出来ました。

以前の旅行では、自家用車でウィーンからプラハに入国しましたが、今回のように飛行機で行き、プラハの街をじっくり回る旅行の方が、じっくり見て回ることが出来ますね。

子供たちが、まだ小学生の低学年でしたので、子供たちを楽しませる計画にも時間を取られて、今回のような落ち着いた散策旅行ではなかったと思います。

同じ国を何度も時間を掛け旅行することは最高だと思います。

映画でも最初映画館で鑑賞した時には気付かなかった事が、何度か鑑賞しているうちに色々な事が観えてくるものです。

ウィーンやザルツブルグなどは、フランスに住み着いた1986年から通算すると2ヶ月位滞在していますが、それでも昨年久々に訪れますと、またまた新しい発見が色々あります。
行けば行くほど、土地の素晴らしさも文化の深さもより感じられますし、人種の違いやその国ならではの味まで分かってきます。

ボヘミアグラスの美しさも感動しました。
ボヘミアの輝きはたまりません・・・

今後も引き続き元気な限り、色々な国を肌で感じ、深い勉強を続けていきたいものです。
では、皆さま、暑さに負けず頑張って下さい。

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