ホッと一息!

皆さま、お元気でお過ごしですか?

先程、娘と孫がパリを発ちました。直行便ですので、明日の夕方には着くでしょう。
滞在期間は、丁度一ヶ月でしたが、孫といつも一緒ですので楽しい時間ではありますが、やはり3歳の孫に振り回される毎日ではありました。
元気すぎて、一日中飛び回っているのでついていくのが大変です。
家の仕事がないならば、ずっと相手して遊んでいたいのですが、遊びと並行して、家の仕事もしなければならないので、時間の使い方が結構難しいですね。

特にコンサート当日は、皆が準備に追われていますので、余計にあれで遊ぼう、これで遊ぼう、と寄ってきます。
無視されているのが分かるからなのでしょうね。
なるべくそれに応えてあげようとしますが、あまり深入りしていると、時間が足りなくなってしまいます。

フランスでのコンサート当日は、以前は孫と一緒に留守番をしている事が多かったのですが、最近は、一緒に連れて行く事が多くなりましたので、余計に神経を使います。

ところで、コンサートをする場合にもそれぞれのホールによって、様子が違いますが、歴史的な会場でのコンサートですと、趣があり、演奏だけでなく、建造物の中の芸術にも触れて楽しむことが出来ますので、ダブルで楽しむことが出来ます。
お客様たちも本当に楽しんで下さっていました。

先日のブログで記載しました、”文化遺産の日 記念コンサート”が行われた場所は、デュ・バリー城のミュージックホールでしたが、デュ・バリー夫人について、勉強が出来てよかったです。

ルイ15世の公妾だった事ぐらいしか記憶になかったのですが、その際、王はルーブシエンヌ城をアンジュ=ジャック・ガブリエルに改装させてデュ・バリー夫人に贈ったそうです。
デュ・バリーの館で、レ・クロッシュがコンサートをさせて頂きましたが、庭園を眺めているだけで、当時の優雅な貴婦人たちが行き交う様子が目に浮かんできました。

しかし、彼女の生い立ちからギロチン台に送り込まれるまでの一生を考えると、その優雅さとは裏腹に、重苦しい空気に包まれます。
歴史を追及すると目をそむけたくなるような事実が多く出てきますので嫌な時もありますね。

今日からしばらくは、孫の世話から解放されます。
孫と遊んで暮らすのは本当に楽しいですが、自分の時間がなくなるので困ります。

ところで、空き巣事件では、皆さまにご心配をお掛けしましたが、バカンス中は、保険会社の仕事がストップしていて全く進展がなく困り果てていました。
ようやく動き出して、先週家の壊れ方などの視察に保険会社の職員が調べにきまして、ようやくエキスパートが20日に来てくれるところまで進みました。

しかし、帰国予定の10月2日までに工事まで出来るのでしょうか・・・

何とか大騒ぎして早く進めてもらえるように努力はしてみますが、フランスの対応ののろさには、いささか閉口してしまいます。

とにかく保険会社からの話が決定しない限り、工事は出来ないですが、工事する前に再度空き巣に入られてしまうような雰囲気です。

日本も大分涼しくなった事でしょう。
パリは、雨の多い日が多く、気温も急に低くなってきました。

では、皆さま、時節柄お体を大切になさって下さい。

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