メリー・クリスマス!

皆さま、お元気でお過ごしですか?

本日までの数日間、ブログのサーバーが作動しませんでしたので、しばらくブログを開ける事が出来なかったと思います。
ファンの皆さまには、大変ご迷惑をお掛け致しました。
伊豆旅行から帰ってきて気づきました次第です。
誠に深くお詫び申し上げます。
今後細心の注意を払いたいと思います。

ところで、今日は、クリスマス・イブ!です。
楽しいパーティーをなさられていることと思います。

私共もクリスマスパーティーを家族で致しましたが、26日に孫たちも加わり、親族が集まってのクリスマスパーティーを致します。
孫は、明日がクリスマス発表会で、今日も夜遅くまでリハーサルがありました。
それで、26日までお預けとなります。
サンタクロースだけは来ることになっているそうですが…

今週は、ゆっくり伊豆の熱川で過ごしました。
お天気に恵まれ、熱川からは大島が真正面に見えるのですが、ホテルのお部屋からは、この時期は大島の脇から素晴らしい日の出を観ることが出来るのです。
初日の出ではありませんが、冬の日の出は、うっとりするほど綺麗です。
太陽が水平線からずっと上がってきて、真っ赤な空がだんだんオレンジ色に変わって広がっていくさまは、感無量です。
来た甲斐がありました。
もし、天候に恵まれなければ、このような美しい自然に出会えませんでしたから…

そして、2日目は、いつも伊豆旅行のたびに足を運ぶ下田や爪木崎の水仙まつりに寄り、アロエを鑑賞しました。
少し雨が降ったので、相模湾に掛かった大きな虹を観ることが出来ました。
このように大きく立派で色鮮やかな虹をこの60年観た事はなく、感激しました。

そして、ホテルに戻り、年賀状書きが終わると、温泉でゆっくりしました。

1年間色々な出来事がありましたが、取りあえず皆が元気でいられた事に感謝しています。

明日は目白まで孫の晴れ舞台を観に行きまして、その翌日は我が家に皆が集まるので、準備で忙しくなります。
そのあとは、大掃除ですね。

今日は天気がよかったですので、散歩をしたあと、「海難1890」を映画館で観賞しました。
「海難1890」は、想像以上に素晴らしい映画でした。
実話ですから、なお感動します。
人間の愛の温かさを感じます。
日本政府の判断には、ショックを受けましたが、”助ける”ことは、国境など関係ないのですね。

「海難1890」のような映画は、たくさん製作すべきです。
それは、世界の人たちに取り、有益だからです。
憎み合うことはもう止めにしてほしいです。
過去の出来事を憎み合っているよりも、有難かった事、親切な外国人との出会いを大切にし、少しでも世界の人たちが歩み寄ることができたなら、本当に幸せです。

フランスに30年住んで、たくさんのフランス人に助けてもらい、そして心から親切にしてもらいました。
私の周囲の人たちは、国の分け隔てなく、仲良く本気で付き合って下さいます。
それでも、フランスにいるシリア人たちは、そうは感じていなかったようです。そして、先日のような惨事を引き起こしてしまったのですから…

もう20年前のアルザス地方での話ですが…
フランスという国は、海外からの人たちを気持ちよく受け入れてくれますが、国によっての差別は確かにあると感じていました。
真紀子の子供時代の恩師はロシア人でしたが、1990年前半のロシアの大変な時代に、ロシアからフランスに移住されたのですが、中々住む家が見つからず困っていらっしゃいました。
そして、ロシアのR先生は、「フランス人の大家さんが家を貸してくれないのよ。その理由は、『ロシア人は信用できないから』だと言うのですよ!」と怒りを隠せずにいました。

「あなたたちは日本人だから何もかもフランスで優遇されて羨ましい。フランスに来るんだったら、日本人でありさえすれば何でもスムーズにいくのに、ロシア人というだけで、何もかも話がうまく運ばない。挫折の連続だわ!」と嘆いていらっしゃいました。
それこそ、人種差別が起きていたのです。

フランスにいるシリア人たちも、恐らく日本人のようには、楽しく暮らせていなかったのでしょう。

ですから、私の場合は、当時から、日本人として渡仏出来た事への感謝は忘れませんでしたし、日本人の過去の人たちが築いて下さった軌跡があるからこその優遇だと知り、誇りよりも感謝の気持ちの方がはるかに大きかったように思います。
「海難1890」は、人間は美しさがよく表現されていますし、現代の人たちがもう一度、よく考える必要がある映画だと思います。

「世界平和」に近づいて欲しいと願っていますが、年々逆な方向に進んでしまっているようで、とても悲しいです。

映画のあとは、母のところで、カーテンの洗濯を致しました。
綺麗好きな母は、半年に一度はカーテンを綺麗に洗っていましたが、段々体が自由にならなくなりましたので、私が変わってしています。
クリスマスメニューもテーブルに飾ってあげましたら、とても喜んでくれました。とても食欲も出てきて嬉しいです。
母が心から喜んでくれることを一生懸命してあげたいと思います。

来年は、もっともっと「心」を美しく磨きたいと思います。
人間に産まれて、「心の美しさ」は、最高の宝物だと実感しています。

あと1週間で今年も終わりです。
いっぱい良いことができますように、努力致します。

では、楽しい素敵な年末をお過ごし下さい。

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