皆様、お元気ですか。
あと一週間で4月です。
桜もそろそろ開花しはじめていることでしょう。
日本もお天気に恵まれた週末だったそうですので、お彼岸で、ご先祖様のお墓お参りにいらした方も多かったのではないでしょうか。
春分の日の前後3日間をお彼岸と言いますから、今日までがお彼岸という事ですね。
お彼岸の時期に日本に滞在していることはないので、きちんと日本でご先祖にお参りできないことをいつも心苦しく思っていますが、パリでは、天に向かって拝むことにしています。
先祖は日本列島の上ではなく、ヨーロッパの空の上に渡ってきている可能性もありますから・・・
日本に帰国しますと、お墓参りは、5月のお天気のよい日に行くようにしています。
ところで、孫と一緒に遊んだ一ヶ月が終わり、週末は、後片付けに追われていました。
ようやく洗濯なども終わり、ホッと一息ついています。
パリ時代に教えていました生徒のAちゃんは、帰国後もずっとレッスンを続けていましたが、趣味でしていた音楽を高校2年になって専門的に学びたいという事で、今、受験勉強を始めています。
楽典の問題をパリからメールで送り、解答が出来たらまた送り返す、という形で1月に戻ってから継続しています。
これは、今の時代だからこそ出来ることなのですね〜
日本にいる間に、時間のある限り説明はしてきましたので、今までのしてきた事の練習問題と音楽用語などの問題を出題していますが、こういう勉強方法もなかなかいいな、と自分でも感心しています。
もう彼女とは10年の付き合いですから、気心知れた先生と生徒の仲ということで、とても楽しく進めています。
レッスンという程ではないので、無料添削してあげられますし、日本の中でもこの方法は使えそうです。
さて、今週は、友人宅に招かれたり、外でランチをする約束があったりで、また忙しい一週間が始まります。
26日には、パリ管弦楽団の定期公演に行きますが、ハイドンのチェロコンチェルト2番をアルゼンチン出身のソル・ガベッタが演奏するので今から楽しみです。
モーツァルトは、ミサ曲を15曲以上も作曲しているのですが、その中の「孤児院ミサ」を演奏するそうです。
ミサ曲は、ザルツブルク時代に作曲されたものがほとんどですが、1768年にウィーンで作曲されたというのが正しいようです。当時ウィーンに新しく建設された、孤児院教会の献堂式に作曲されたそうです。
最近まで、1772年にザルツブルグで作曲した、とされていましたが、研究によって年代が違ったことが解明したのでしょう。
モーツァルトのミサ曲だと思われていたのが、実はお父さんのレオポルドが作曲していたらしい、というミサ曲も多いですし、その当時に戻ることは出来ませんし、研究をしても明らかにされないことも多いのでしょうね。
では、今週もお元気でお過ごし下さい!
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