不滅の富良野塾

今パリも桜が満開です!
しかし、今日は急に雹 (ひょう) が降ってきたり、先週はあられでしたから・・・一体どうなっているのでしょう。

昨日は友人宅で楽しい時間を過ごさせて頂きましたので、そのためにブログは書けませんでした。
今まで書き続けていたので、ちょっと残念でしたが・・・

ところで、4月4日に脚本家の倉本聰さんの私塾である富良野塾が26年の歴史に幕を閉じた、という報道を目にしました。

私たち家族は、1980年から2年間札幌に住んでいましたが、富良野はすぐ近くでラベンダー畑がとても綺麗なところという印象があります。

富良野塾の存在を知った時から、倉本さんの生き方は素晴らしいと思っていました。

受験料、入学金、授業料は不要で、農作業で生活費を稼ぎながら2年間共同生活をしながら、演技と創作を学ぶ俳優や脚本家の養成塾です。

私も私財でこういう音楽塾を作って、音楽家の卵を伸び伸びと育てていきたいと思いますが、実際には私財がないから悲しいですね〜
ですから、倉本聰さんの生き方には脱帽です。

下記は倉本さんが”豊か”について書いていますので、抜粋を・・・
「確かに日本は豊かです。豊かさを守りたくてみんな、経済をバックさせてはいけないと思ってるでしょうが、「豊か」を辞書で引くと、裕福(リッチ)で、幸せであることと書かれている。日本はリッチにはなったが、幸せがついてきているか疑問です。僕も家が没落して貧しい時期があり、戦中戦後なんてひどかった。小さな家に住み、家族みんな雑魚寝。おやじや兄、姉なんかの寝息が聞こえてくる。でも、そのことに守られて、幸せだった気がします。」
とてもよく理解できます。

心が豊かになる事が最高の幸せだと思います。

富良野塾の教育は、25期生までの生徒たちの心に生き続け、その教えは、子孫までずっと受け継がれていく訳ですから、”不滅の富良野塾”だと思います。

いいですね〜
こういう教育現場がどんどん出来て、自分に合った教育方法で自分を燃焼させる事が出来たなら、その子供たちの成長は、専門家にならないにしても、輝かしいものだと思います。

「ヨーロッパ アーティスト」も今産声をあげたばかりですが、”音楽家同士の輪”を大切に、音楽を通じて心ある繋がりが出来る事を願っていますが、それと、子供がまっすぐに伸びる事が出来るような子供の音楽塾を作りたいと思っています。
英才教育ではなく、音楽の本当の心を教えて、すくすく育って欲しいと願っています。

音楽でみんなが「幸せ」を分かち合えるような人間教育の音楽教室を作る事を目指しています。

芸術を通して、本物の”美”を理解したなら、確かな”愛”が目覚めると思います。
「世界はみな兄弟」であるように、世界平和のためのお手伝いができたなら幸せです。

思っても実行までには時間の掛かるものです。
ですから、やはり倉本さんの実行力には、ただただ感心させられます。

皆さん、希望に向かって頑張りましょうね!

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