今年の抱負・・・

今日は、1月3日。
私たちは1986年まで日本で過ごしていましたが、その頃住んでいた吉祥寺は、デパートもスーパーも2日までは休業で、3日の朝に福袋を駅前のデパートで一斉に売られていたのを覚えています。

今は三が日もゆっくり出来ない人たちが多いのではないでしょうか・・・

でもフランスも新年は1月1日だけで、すぐ開始なんですよ・・・

今年は東京でゆっくりお正月を迎えています。
昨日1月2日は母の家に集まって、お寿司パーティでした。

私は、行事が好きなので、フランスでの25年間も毎年お正月は日本のお節料理に拘っていました。
パリに住むようになり、最近では日本食品店で、「お節料理」を注文することが出来ますが、我が家は、栗きんとんでも黒豆でもすごい量を頂くので、自分で山のように作らなければなりません。

今朝、息子は、「今年はにしんを買って、”数の子作り”しなくて助かったね!」と言いながら数の子を頂いていました。
確かに、毎年にしんを買ってきて、数の子作りをしていました。
数の子作りの時は、オスだとがっかりして・・・(笑)

こんにゃくも手作りだったし、やはり海外生活で日本の行事をするには色々時間が掛っていたように思います。
でも、結構その作業が楽しかったです。
お餅は、日本の餅つき機で結構上手に出来ましたし・・・
日本でも餅つき機を子供たちからプレゼントされたので、フランスと同じように杵と臼ではありませんが、ふわふわお餅を頂いています。

明日からそろそろ普通の生活に入りますね。

今年は・・・

昨年失敗したことを改めて行かなければなりませんが、多くの方から色々なご意見を頂きまして、真剣に考えてみました。
今回はかなり厳しいアドバイスも頂きました。
「若手アーティストを育てたい!というあなたの気持ちはよく分かるけれど、アーティストは皆主催者だけを当てにして、お客様を数人連れてくるのが精一杯というのが昨年やってみての結果だったわけでしょう。結局はアーティストたちがそれぞれ自分たちでまず集客が100人ぐらいは出来るようになってからでないとあなたが助けてあげるだけでは無理よ。ヨーロッパ アーティストがただ負担している形で、絶対にこれを続けるべきではないと思う。」
というのが大方のご意見です。

フムフムこの一ヶ月考えていましたが、確かにごもっともなご意見だと思います。

ある音楽家からは、「日本のクラシック現状は厳しいもので、チケットを自分で沢山持って、それを販売していく、という事を分からせる事も今後のために大切な事で、あなたのように手助けをしてあげることが、若きアーティストのためになっているかというと、世間はそう甘くないのだから、こういう方法はやめた方がいいですよ。」とはっきり言われてしまいました。

そうなのです。
私は、甘ちゃんで、ただ「若きアーティストのための手助けをしてあげたい!」という一心で進めていたわけですが、ここまで言われてしまうと考えさせられてしまいますね〜

そして、「レ・クロッシュは、留学した人たちとは違い、25年間フランスの先生に学んだわけだから、音色そのものが日本で育った人と違うので、これを一緒に一つのコンサートとしても、異質な感じでしたよ。」と指摘されてしまいました。
その方は今回はじめて聴きにいらして下さったご夫婦でしたが、今年の春にレ・クロッシュの主催公演を企画して下さる事になりました。

周囲の皆さんが本当に親身になって、私のために意見して下さっているのが理解出来ます。

ですから、今年のコンサート活動をどのようにすべきなのか、を皆さんのご意見と反省を基にして解決していきたいと思っています。

多くの方たちからのご意見によると、ガラコンサートはデメリットの方が多いような気がしてきました。

本当に何をするにも難しい事ですが、プラス志向のわたしです!とにかく経験を積んで、ダメなら振り出しに戻ればいいんですし、何でも経験がマイナスになることはないと信じています。

さあ、今年も頑張ろう!!!っと。

最後に今年の抱負は・・・

少しでも多くの方たちにクラシック音楽の楽しさを伝えられるように、努力を惜しまず頑張りたいと思いますので、よろしくお願い致します。

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