皆さま、すっかり秋になりましたが、如何お過ごしでございますか。
パリは、先週まで半そでの生活でしたのに、今週から長袖にセーターという姿に変身致しました。
本日は、最高気温14度という事で、暖房が必要になって参りました。
寒い日には、暗い短調の曲を聴いていますと、益々部屋の中が寒くなっていくような気がして、今週は、明るい曲を選びながら、楽しんでいます。
息子は、楽譜を少し選んで日本に持って帰るつもりでしたが、日に日にコロナ感染者が増えていますので、結局パリの楽譜屋さんには立ち寄らずに、ネット販売を利用して、フランスでしか簡単に手に入らない楽譜を集めています。
そういう点では、今の時代は、楽譜屋さんまで足を運ばなくても、注文のボタンを押せば、家に届きますので、便利ですね。
ところで、フランスの新型コロナ感染者の数は、信じられない程増え続けています。
50万人突破という事ですし、25日に、15000人以上も新規感染者が増えたとのニュースにとても心配です。
今後どうなるのか、そして、飛行機の便が週2から徐々に増えて行くと信じていましたが、これでは、当分無理ですし、自粛の為の禁止令がこれ以上厳しくなって欲しくないと思っています。
いよいよ、荷物をパリから日本に船便で送り出すまでに、一ヶ月を切りました。
色々迷いながらも、仕事を進めなければなりませんので、少しずつではありますが、荷造り作業を進めています。
ただ、今週から再来週までは、パリ在住中にお世話になりました方たちを、お招きする事にしておりますので、積み上げた段ボールの置き場を考えて、移動する事に致しました。
ですから、箱造りは一旦中断をし、タンスの中や棚の整理をしたり、取り合えず、物を少なくしようと思い、作業を進めています。
このような生活をしていますと、あっという間に1週間が過ぎてしまいますが、引っ越し作業の仕事というのは、いくらでもあるという事ですね。
ご招待を再来週までに決めていますのは、食料品をたくさん買い込んでも、帰国ギリギリにお客様を招くと、余るものがそれだけ増えてしまいますので、早めに終えて、最後は、一気に片づけなければならないと思います。
食料品の未使用なものは、先日も日本人の調律師さんご夫妻に日本の食材だけは、お分け致しましたが、今週もまたお越し下さるので、また持って行って頂こうと考えています。
今気がかりなのは、やはりコロナ感染の事です。
これ程感染者が広がってしまいますと、今の時期にご招待をしてもよいものか、という事を考えますと恐ろしく渋ってしまいますが、長年お世話になりました方たちにお礼をしないで完全帰国するのもコロナ理由とはいえ、心残りですし…
フランスの皆さんでも今は玄関まではマスクをして下さいますが、お食事にお招きする時に、マスクを取らない方はいらっしゃいませんし、会話が弾まないわけもありませんから、それが感染の一番のリスクだと思うと、悩んでしまいます。
フランス政府は、23日に、全土のロックダウンを避けるために、飲食店の営業時間や集会の時間を短縮するそうですから、私共も、少し対策を考えねばならなくなってきたかな、と感じております。
帰国直前に、もし感染でもしましたら、何もかもが狂ってしまいますし、帰国が出来なくなってしまう事になりますので、今何が必要で、一体どうする事が賢明な行動なのか、という事を再度考えならば、スケジュールを組まなければならないと感じています。
ところで、レ・クロッシュのブログでもアドレスをつけたそうですが、ヨーロッパ アーティストのホームページでも、ご案内させて頂きます。
東京都主催の「アートにエールを!東京プロジェクト」の審査に通りまして、動画公開がされましたので、是非お聴き下さい。
アヴェ・マリアを3曲収録されています。
デジカメで撮った写真を、上手く編集の時にパリ風景を中心に入れてもらいました。
今アドレスをつけますのに、動画を開きましたら、昨日は400回のアクセスがあり、今は、もう560回アクセスをして下さっているようで、とても嬉しく思います。
少しでも皆様の心にこのアヴェ・マリアが響きましたら幸いです。
では、9月最後の週となりますが、どうぞ、皆さまお元気にお過ごし下さいませ。
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