今日は煙突掃除屋さんが・・・

今日は土曜日ですが、朝早くから煙突掃除屋さんが来ました。
界隈の人たちの希望者が一斉に煙突掃除をする日です。

毎年、暖炉を使いはじめの頃ですが、今年は気温が高いためにまだ暖炉を使っている方はいらっしゃらないでは?

2人一組で、1人は長い棒、1人は大きな業務用の掃除機を持ってきて掃除をはじめます。
このお仕事はいつお願いしても、アフリカ系の体の大きなお兄さんたちばかりです。

今日が煙突掃除の日だと分かっていても、朝9時にピンポーンと鳴った時には、郵便屋さん?と思い扉を開けたら、身長190cmぐらいの黒人のお兄さんが2人棒を持って入って来たので、一瞬「ドキッ!」としてしまいます。
話してみれば愛想のいい普通のお兄ちゃんなんですが・・・
体が大きい黒人系の人たちにも慣れましたが、それでも時には自分の前に急に現れるとビックリしてしまう事もあります。

ところで、フランスと言えども、我が家はスリッパ式の生活ですので、土足厳禁にしています。
仏友人やお客様はもうご存知ですぐスリッパに履き替えて下さるのですが、仕事できている人たちは中々靴を脱いで下さらない人たちも多いんです。
雨の日などは最悪です。

まずは入って頂く前にそこからスタートです。
「俺たちは仕事で来ているんだよ!そんな時間はない!」なんて怒鳴られる事が多く、それでもスリッパを持って追いかけて何とか脱がしているのですが・・・(笑)
今日のアフリカ系のお兄さんたちは、気持ちよく脱いでスリッパをまじまじと眺めながら履いてくれました。
ただ、2人でどちらが右でどちらが左か、というのを揉めて、履いては逆なような気になってまた履き替え、いやさっきのがあっていたのかな?と思って、また直したり・・・
スリッパには、左右ないから大丈夫ですよ、と言うと安心していました。

そういえば、フランスでも最近室内履きのようなスリッパは多く出回っていますが、確かにしっかり靴と同じようにスリッパと同じ形をしているのに左右があるんです。
左右反対に履くと明らかにおかしいのです。
それだけフランスにもスリッパが浸透していっているということです。

最近では、周囲の人たちも我が家の清潔さに感化されて、室内履きを履くご家庭が増えてきました。

それでも、パーセントからすると仏人は外から帰っても靴をそのまま家の中でも履いている人たちまだまだ多いですが、衛生面よりも美的感覚を優先するからなのです。

家の中でもヒールで歩いている女性の姿は、確かにスリッパに替えてペタペタ歩いているのとは見た目が違います。
足が益々長く見えますから・・・
以前も近所の仏人のお宅に行きましたら、靴箱に100足近い靴が並んでいました。
絵具のようにあらゆるカラーの靴が並んでいます。
先日もグリーン系の洋服でしたら、やはりグリーンのヒールでさっそうと広い庭を通って入口まで出迎えて下さいました。
そして、そのまま玄関から家の中に入ります。

不衛生なのですが、その様はやはり玄関でスリッパに替えてガタガタするよりも、皆がすっとその靴のままサロンに流れた方がスマートで絵にはなって素敵なんです。
やはりこの方がパーティーぽいな〜と思ってしまいます。

でも、いくらそれを美しいと思っても、我が家は相変わらず、玄関がまるで”関所”のように、皆さん足止めを食わされて、スリッパに履き替えて頂いているんです。

ところで、10日は、娘と孫がパリに来ます。
生活が一変しますが、しばらく孫を抱いていないので、待ち遠しくもあります。

折角、”ママ、マンマ、ワンワン、葉っぱ・・・”など日本語が出てきたのに、周囲の仏人に仏語で話されて???になってしまうのではないかしら?

孫は、葉っぱに今興味を持っているので、木を眺めては”はっぱ〜”、花が咲いていても葉っぱを指さして”はっぱ〜”とニコニコしてこちらを見ます。
これから2ヶ月間はフランスの周辺の子供たちに遊んでもらう事になるので、帰る時には、葉っぱの事をフランス語で”フォイユ”って言うようになっているのしら?

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