皆さま、お変わりなくお過ごしでございますか。
冷え込みが厳しくなりましたね。
あと10日でパリに戻ってしまいますので、色々仕事がたまっているせいか、少し慌てています。
新しいパソコンにも大分慣れてきました。
反応が速いので、とても打っていて、気持ちがよいです。
レ・クロッシュの春の東京文化会館でのリサイタルのチラシは今印刷が完了したところですので、今週末には、届くのではないかと思います。
日本滞在中に、少しでも多くの方たちにチラシをお配り出来るとよいと考えております。
帰国は、4月4日ですので、残りは帰国後に致しましょう。
しばらく春までの間、母のところに行けませんので、1月にできるだけ顔を出してあげるつもりでしたが、お正月に、老人ホーム内でインフルエンザの患者さんが出たそうで、2週間以上出入り禁止となっています。
それで、色々持って行ってあげるつもりでいました品物が家に置いてあるのです。
来週初めには許可が出るそうですから、最後の一週間は何とか会うことが出来そうです。
母は元気ですが、部屋から一歩も外に出てはなりません、という事で、いつも食堂でのお食事を楽しみにしていましたのに、友人とも会えず、お部屋に運ばれて来るメニューを一人で頂いていたそうです。
冬場は、インフルエンザが流行る時期ですから、怖いですね。
ところで、春のコンサートスケジュールが少しずつ決まってきまして、主催者の方たちからご連絡がございましたが、今年は、どういうわけか、コンサート希望日が同じ月と週に固まってしまいました。
こちらの希望日を検討しては下さいましたが、行事にぶつかってしまったそうで、4月に変更をお願いします、と2件の主催者より連絡が入りました。
何と、4月18日〜4月28日の10日間の間に、5公演が押し競まんじゅうで入ってしまいました。
コンサート依頼は、大変ありがたいことなのですが、帰国早々にびっしり詰まりましたので、少々心配です。
ところで、レ・クロッシュのマキ&ナオは、いつもパリの家で合わせて準備を整えていましたが、孫も同時期に、ミュージカルの本番があるために、今年からパリで合わせることは不可能になってきました。
スカイプ電話で、パリから孫のレッスンは出来ましても、二人のデュオの合わせはそう簡単には出来ませんから、日仏でお互いにコンタクトを取りながら、音楽作りを一緒にして、それぞれが勉強したことを4月に帰国してから合わせる、といった感じになると思います。
他人同士のアーティストは、それが普通の勉強法なのですが、レ・クロッシュの場合は、姉弟と恵まれたデュオグループですので、そこがとてもラッキーでした。
コンサート後に、「本当に羨ましいです。デュオは大好きなのですが、いつも合わせが少ないので、不消化のまま舞台に立って演奏しますので、一度も満足した演奏などしたことないです。こんなに息があった演奏が出来たら、どんなに幸せかしら〜」とピアニストが私に羨ましそうに話して下さいました。
確かに、今までがとても贅沢過ぎたのだとは思います。
しかし、今日も二人は練習をしていましたが、お互いに相手が今何をしたいのかが分かって弾きますから、合わせようと思ってするのではなく、自然に合ってしまっているような感じですから、やはり練習をしていてそれは楽しいと思います。
笑いながら冗談を言っては、弾くときは真剣そのもの、出来栄えがよければ、二人で満足し合っている、といった勉強法は、とても優雅なよりよい練習法だと思います。
最後に、東京文化会館のチケット代金の件でお知らせがございます。
今年から、一般チケットは、4000円とさせて頂きます。学生チケットは2000円で変わりません。
周囲から、東京文化会館で演奏をするアーティストの相場がありますそうで、多くの方たちから安すぎます、とのお声が以前からかなりございまして、今年思い切って、値上げをさせて頂くことに致しました。
それに恥じない立派な演奏を聴いて頂けますように頑張りますので、どうぞ今年もご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
温かい方たちに囲まれて演奏ができます事は、誠に幸せとしか言いようがありません。
聴衆あってのコンサートですので、しっかり前を向いて頑張って欲しいと思います。
では、これから益々寒さが厳しくなるでしょうが、どうぞお体を大切になさって下さい。
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