今考えていること・・・

皆様お変わりなくお過ごしですか。
東日本大震災から2ヶ月が過ぎましたね。

今月14日には、予定通り「音楽室 ゆらぎ」でのレ・クロッシュのリサイタルを開催しました。
コンサートにつきましては、下記のレ・クロッシュのHPブログ (5月16日) をご覧下さい。

https://blog.maki-nao.com/

下記の「音楽室 ゆらぎ」の”過去のコンサート”にその時の写真が掲載されていますので、どうぞ!

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「音楽室 ゆらぎ」主宰のTご夫妻は、今は20日〜22日に、またボランティアの人たちを募って、バスで石巻〜南三陸〜気仙沼に行かれるそうです。
下記のアドレスから、「ボランティア隊参加ご希望の方はこちら」を押して下さい。
行程表が記載されています。

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18日が期限ということですので、お時間がある方は是非ご協力下さい。
こちらも一緒に行きたかったのですが、23日の東京文化会館での「レ・クロッシュ リサイタル」がございますので、残念ながらご協力することは出来ませんでした。

とにかく、”世のため、人のためにに尽くす人”というのはこういう人たちの事をいうのでしょうね。
私は、”サマーフェスティバル”や”クリスマスフェスティバル”の出演者思いのコンサートを開催するだけで、手古摺っているのですから・・・

”他人のために生きる”事は本当に素晴らしい事だと思います。
私の記憶では、1980年代は、”世のため人のため”よりも、自分の幸せを考えている人たち、が多かったように思います。
「人のために何かをすることは損すること!」そして、自分が幸せになるためには、人の事は目をつぶって、みたいな価値観が高度成長と共に変わってきてしまい、がっかりした記憶があります。
その頃から思いやりや優しさもどんどん消え失せていってしまったように思います。
実はフランスに渡り、ちょっとそういう価値観から解放されてせいせいしていたのは確かです。
もちろん、友人たちはみな素敵な心の持ち主ばかりで、私自身は友人にとても恵まれていましたが、日本人全体が相対的にみて、少しずつ勝手な人間に変化しているように思えてなりませんでした。

ところが、日本もその間にバブルがはじけて、不況によって、”お金が第一”ではなく、今回の震災をみても、若い人のボランティアが広がって、心から、「助けたい!」と思い、若者自身が真剣に自分の生き方を考えるようになってきたのではないでしょうか。
それがとても嬉しく、頼もしく思えます。

折角人間としてこの世に産まれてきたのですから、心が豊かでいたいと思います。
お金中心、自分の事しか考えないような人は、最後は周囲からあきれられてしまうでしょう。

そして、「人間としての生き方」をしっかり見つけた若者の目は、輝き、「他人から頼られたり、認められありする事がなんて素晴らしい人生なんだろう!」と思えるようになるのだと思います。
人から頼られると精神病になりにくい、と聞いた事がありますが、確かにそうですね。
日本人は、もともと思いやる気持ちと心を持ち合わせていますし、相手の身になって考えられる人種であると思います。

今回の東日本大震災を通して、とてもとても悲しい出来ごとではありましたが、人の心を思いやる優しい立派な若者が増えて、将来羽ばたいてくれるように思えてなりません。
そういう幸せを理解出来る若者がたくさん育って欲しいです。
そして、素晴らしい若者を心から応援したいです。

ところで、5月23日 (月) の東京文化会館 小ホールでの「震災復興支援コンサート」で、東北の方たちのお役に立てるように頑張りたいと思っています。
是非、多くの方たちに聴いて頂きたいと思います。

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