今週のこと

皆さま、お変わりございませんか。

五月晴れの日は、誠に気持ちがよいですね。

5月27日 (月) の「レ・クロッシュ リサイタル 〜ピアノ & チェロの夢の世界〜」にわざわざお足を運んで下さいます方に、心よりお礼申し上げます。
どうぞ、夜の公演ですので、お足元にはくれぐれもお気を付け下さい。

最初に帰国し、知人たちを集めて、マキ & ナオのコンサートを開催致しましたのは、2001年3月でした。
その当時にお越し下さいました方たちの恐らく半数の方は、ご他界されていると感じております。
子供たちは、まだ大学院在学中で、息子はまだ10代の終わりでした。
あれから、お客様の層がどんどん変化していきました。
しかし、今感じることは、若い方たちではなく、お仕事が落ち着いた、シニア世代の層のファンがお蔭様で増えましたので、何とか20年近く毎年、春にはパリから帰国し、東京文化会館を中心にリサイタルをさせて頂きました。

その方たちも夜の外出をどんどん控えるようになられたのは確かです。

それで、初めての試みですが、来年は、2020年5月3日 (日) のゴールデンウィーク中の午後2時からのマチネのリサイタルに致します。
ゴールデンウィーク中に、以前致したことがございましたが、夜公演にしましても、皆さまが海外旅行にいらっしゃるわけでもなく、家で静かに過ごす方も、特にシニア層の方は多く、たくさんの方たちにお越し頂けましたので、来年は、マチネの公演に致そうと思います。
ムードからすると夜の公演の方が落ち着くとおっしゃる方もいらっしゃいますが、出来れば、たくさんの方たちに聴いて頂きたいと思いますので、新たな試みで頑張ってみたいと思います。

確かに、ザルツブルグ音楽祭に通っていた時代も、日中に演奏を聴くのと、夜にイブニングドレスを着て、オペラ鑑賞をするのとでは、自分自身の気持ちや優雅さが違いました。
当時は、その夜のコンサートにホテルから祝祭劇場まで歩いていても、同じ方向に進む素敵な世界から集まるご夫妻からご挨拶をされると、不思議な気持ちになりました。

そういう事もあり、やはり東京文化会館でのリサイタルは、夜の時間帯を意識しておりましたが、時代によって変化して行くものだと実感しております。

今年は、夜の為、お足元が心配でいらっしゃれなかった方たちにも、来年の明るい時間には、是非お越し頂きたいと思います。

さて、丁度あと1週間で本番となります。
平日の中でも、月曜日は、一週間の始まりの日ですから、大変な方たちも多いとお察し致します。

他のホールと違い、東京文化会館の選抜は、必ず書類や音源で審査があり、開館主催コンサートや大きなマネジメント主催コンサートが優先で、日時は希望通りにはなりませんが、何年希望されても選ばれない、とおっしゃるアーティストさんが多い中、選んで下さっただけでも光栄だと思いますので、お客様に楽しんで頂けるようなリサイタルであって欲しいと願っております。

音楽情報誌「ぶらあぼ」5月号の注目公演に、5月27日のレ・クロッシュ リサイタルを取り上げて下さっていますが、多くの方が、「いいね」を押して下さっているのですね。
昨日、開けて驚きました。
応援して下さって有難うございます。
下記にアドレスを記載致します。

レ・クロッシュ リサイタル 〜ピアノ&チェロの夢の世界〜
共に幼少時に渡仏し、パリ高等音楽院に学んだピアニストの姉・宇宿真紀子とチェリストの弟・宇宿直彰によるデュオ「…

さて、孫も6月公演と8月公演のミュージカルの練習が交互にあり、私共は目を回しております。
今日は、夫も会があるために、学校帰りに孫をスタジオまで送り、二人でレストランで夕食をして夜戻ります。
昨夜から、私と一緒に二人でレストランに、というだけで孫は大喜びしているようですが、おばあさんの存在を嬉しく思ってくれている間は、頑張りたいと思います。

昨日は、母の親孝行をして、老人ホームに長居していました。

今週末の5月25日 (土) は、孫の小学校の運動会です。
このようなスケジュールの中で、レ・クロッシュの二人の体調管理が上手く出来るようにするのは、至難の業ですが、何とか私が出来ることは、協力して、皆が支障ないように、コンディションよく本番に向けて頑張れるよう、力になりたいと思います。
27日が素敵な一日になりますよう祈っております。

では、この場を借りまして、毎年応援をして下さるファンの方たちに、心より感謝申し上げます。

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