皆さま、雨が続いているようですが、お元気でいらっしゃいますか。
梅雨のない北海道を旅行していますが、必ずしも晴天続きではありません。
しかし、観光地と呼ばれているところでは、ほとんど天候に恵まれて楽しい日々を送っています。
北海道とはいろいろご縁があり、夫の赴任先であったために2年間過ごし、レ・クロッシュ リサイタルを何度か開催させて頂きましたり、と行く機会の多いところでした。
北海道と言えば、今まで、自然の美しさばかりに焦点を充てての旅行でしたが、今回、時間を掛けてじっくり観光をしますと、色々な北海道の顔が見えてきました。
北海道の日高山脈についても今回その長い歴史の中で、このような山脈が出来たことも理解出来ました。
今まで旅行しても、ほとんど上っ面だけの旅行だったように思います。
やはり、時間を十分掛けて、何を知りたいか、何をじっくり観たいかをしっかり考えてから旅行をすべきですね。
日高山脈を北海道の中心を走るすごい山脈というぐらいしか理解していませんでしたが、今回、アポイ岳ジオパークビジターセンーに行き、日高山脈が出来るまでの自然の歴史や地形、
地質や高山植物など、自然の偉大な力に驚きました。
日高山脈について、大変勉強させてもらいました。
知床半島にも久々に足を運びましたが、知床の歴史なしでは語れない断崖だと考えながら、一つ一つを海のクルーズの船から観察すると、なお驚かされます。
北海道とアイヌの関係や歴史や文化も知れば知るほど、色々知りたくなります。
北方領土問題につきましても、今回は、北方領土資料館に行き、北海道民の努力などもよく分かりました。
とても難しい問題ではありますが、良い方向にいくようにと願いを込めて、何度も署名をしてきました。
ところで、今回ははじめてフェリーで北海道まで参りました。
今までは、当然のごとく飛行機で行っていましたが、春に新車を購入したことで、夫が、「自分の車で北海道中を走ってみたい!」という要望を優先し、今回は、フェリーに自家用車と共に乗船しました。
フランスでは、スペインに行く時などは、列車で自家用車と行った事がありますし、日本では、渥美半島に行く折に、短い距離では車を乗せてフェリーで行きましたが、日本での長い船旅ははじめてでした。
地中海クルーズとまでは行きませんが、とてもゆったりした時間を味わう事が出来ます。
立派な個室でのびのび出来るのは有難いです。
飛行機は速いですが、機内は何と言っても通路は狭いですし…
今回のクルーズのお陰で、苫小牧までゆったりした時間を味わう事が出来ます。
朝夕のバイキングも思ったよりも品数が豊富ですし、ディナーのあとは、船内のホールでアーティストの演奏です。
シネマも夜中しています。
楽しい時間を過ごすことが出来ました。
グランドピアノは立派なものがセットされていますが、ピアノの下には鎖がしっかり舞台の板にくくりつけられていて、船が揺れても動かないようにセットされているのには驚きました。
大風呂も立派でした。
スイートですと、お食事券が出て2食は無料になりますし、家族で広々とした部屋で優雅に過ごせるのはよいと思います。
一等船室でもしっかり個室になって広いそうですから、十分楽しめるようです。
今後は、少し自然の文化や歴史にも耳を傾けて、有意義な人生と送りたいと思うこの頃です。
あと少しの旅を楽しんで、東京に戻りたいと思います。
その頃は晴れていてくれるとよいのですが、どうでしょう〜
では、皆さま、雨の多い生活は大変だと思いますが、楽しい時間をお過ごし下さい。
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