仙台ピアノ工房 音楽教室の頑張り!

不安な生活が続いている中、皆様如何お過ごしですか。
ご体調は崩していませんでしょうか。

フランスに離れていますと色々な事が気になって仕事も中々手につきません。25日で東日本大震災から2週間を迎えますが、いつまでも落ち込んでいてもダメだな、と思っていた矢先に、前回のブログでお伝えしました、仙台ピアノ工房のI先生と連絡が取れた事で何度かメールをお出ししましたが、まだまだ生活が大変な時期に、生徒たちの事を思って、電気がついた事で先週の金曜日からレッスンを開始されたというメールを頂き、正直驚きました。
しかし、「さすが伊藤先生!」です!

昨日伊藤先生のメールをこのブログで掲載する事を承諾して下さいましたので、ご紹介させて頂きます。

昨日 (3月23日) は教室にたくさんの生徒さんが来てくれたそうです。
まだ、来られない先生のことを皆で思いつつ、レッスンをしました、との事です。
ガソリン不足で教室に来られない子もいますが、片道30分以上の田舎道を子供たち3人で歩いてきた子もいました、という事で、本当にガンバリ屋さんでI先生を慕ってレッスンに通って来られるのですね。
生徒たちが歩いて通ってくる姿を想像するだけで胸が熱くなります。

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〜仙台ピアノ工房 音楽教室 I先生のメール (3月22日) から〜慢性的なガソリン不足で教室へ来ることのできる子供は限られていますが、歩ける距離の子や、自転車で来られる子はがんばって来てくれています。でも、金、土 (18日、19日) と半分以下の人数でした。

講師たちもガソリン不足のため、教室に来ることができず、その先生の分は私と近所に住む先生とで代講しています。
何しろ、お水もガスもまだ出ない地域(仙台市内)に住む先生もいますから、まずは教室のことは心配しないで「生活すること」に専念してほしいと思います。

教室に足を運ぶことのできる子、できない子、そして講師も・・・
そんな中で「自粛」ではなく「再開」を決めたのは、できることから、できる人から行動することも大切だと思ったからです。
電気があり、暖房が入り、ピアノも無事だったので、私にできることはまず教室を開けること、子供たちに音楽の場を提供することでした。

まだ復興のままならない方々を思って足並みをそろえ、慎むこと、自粛することも、大切な心がけだと思います。
一方で立ち止まらず、できることからどんどん進めることもきっと良い活力を生み出すのではないかと思います。

講師は皆お互いに連絡を取り合って、励ましあっています。
そしてこの考えに賛成してくれました。
「教室に行けないことはつらいけど、子供たちにはがんばってほしい」と言ってくれました。
こちらからも、教室での生徒の様子などメールして知らせています。

こんな日常を過ごしています。
今日も何人来てくれるかわかりませんが、ピアノから元気をたくさんもらって帰って欲しいと思います。
その元気をおうちの方やお友達に分けてあげて欲しいです。

まだまだ長い道のりの日本ですが、希望を捨てずに新しい道を探して行けたらと思います。

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私との個人的な挨拶文のところのみカットさせて頂きました。

みんなみんな希望を持って頑張って下さい!

前進あるのみ!ですね。

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