皆さま、「ヨーロッパ アーティスト」のサイトにようこそお出で下さいました!
今日から「スタッフブログ」に思った事を綴っていこうと思っています。
スタッフの独り言を少しずつ「足あと」のごとく残していきますので、楽しんで頂ければ嬉しいです。
新しい試みをする時には、必ずそこに至るまでのドラマがあります。
「ヨーロッパ アーティスト」を作るきっかけになった事・・・
それは?
「日本はまだまだクラシックは敷居が高いって思っている人が多いのよね〜」と言われた事がはじまりです。
ヨーロッパとは確かに文化の歴史が違います。
しかし、日本で一度もコンサートに足を運んだ事のない人が、友人に誘われて聴きにいらしたのがきっかけで、それ以後クラシックコンサートによく出かけるようになった人がいます。
でもその人は、「最初に聴いた演奏が本当に心温かい演奏だったから、『これがクラシック演奏会なんだ!』と思っていたらそうではなく、全く魂を感じられない演奏とか心が温かくならないつまらない演奏とか色々あるのね〜。
折角足を運んで聴きに行くんだからやっぱりハッピーな気持ちにさせてもらわないと損した気分だわ。」という感想を洩らしていました。
コンサートに行ってみたけれど退屈して面白くなかったから、「敷居が高いから行かないわ!」で遠ざかっている人もいらっしゃるのではないでしょうか?と考えるようになりました。
そこで、ヨーロッパ アーティストは、演奏する側も聴く側も、コンサート終了後にみんなが「ハッピー!」な気持ちになれて、翌日の活力になるようなコンサート企画をすればいいんだ!と考えるようになりました。
昨年、あるコンサート終了後に「私は今年で90歳なんですが、90年間でこんなに幸せな気持ちになった事ははじめてです。本当に感激して涙が止まりませんでした。心から温かくなるような演奏を聴かせて下さってありがとう。本当に感謝します。」と感想を述べられたおじいさんがいらっしゃいました。
この幸せはおじいさんだけでなく、演奏したアーティスト本人そして主催者とスタッフさんもみんなそのおじいさんから幸せをもらいました。
演奏家が心で演奏すれば、聴衆も心で感じて下さる、って事だと思います。
音楽が好きだという人が意外とクールな聴き方しか出来ず、ミスのあらさがしにしか興味を持っていらっしゃらない人もいるかと思うと、音楽は全然ダメなの!と言っていた人が「心から感動した!」と泣いて喜んで演奏会場を去る人もいらっしゃいます。
「多くの方たちに感動を与えるようなコンサートを提供し、沢山の人に感動を与えたい!」と思って「ヨーロッパ アーティスト」を発足しました。
今後は、心の中が温かくなるようなコンサート企画を実現していきたいと思っています。
今、バンクーバーオリンピック開催中ですが、今日のニュースで女子フィギュアスケートの3人が抱負を述べていました。
真央ちゃんは、「今シーズン一番いい演技がしたい。初めてなので楽しみだし、自信を持って思い切って滑ればいいと思う。
アクセルの確率悪くないので、本番で決めたい!」って意気込みが伝わってきました。
でも、私が一番心打ったのは、「一人でも多くの心に残る演技をすることが最終的な目標」と話している安藤美姫ちゃんの発言。
タイムを競う種目とは違う、そこには音楽と同じ芸術があります。
高橋に続いて世界中の人の心に残る演技を期待しています!
ではまた!
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