皆様、もう夏休みも終わりですが、如何お過ごしですか。
リフレッシュできましたでしょうか。
パリの家の周辺の人たちや友人たちは、今週一斉に戻ってきます。
子供たちの学校の新学期準備もあるので、昨日と今日は、あちらこちらの家の雨戸が開きました。
まだ閉まっている家庭でも9月2日までには戻ってきます。
今日は、ずっと会っていなかった人たちにあいさつ回りをしてきました。
皆さん、とても活気に満ちて、大張り切りでした!
渡仏してまもなく、フランス人の仕事に対する怠慢な態度にに呆れ、やはり日本人でよかった!と思うようになりました。
当時から、フランス人の生活のリズムには、大変魅力を感じていましたが・・・
それから、25年以上の月日が経ち、客観的に「バカンスの在り方」を考えますと、最近は、もし生まれ変わるなら、フランス人がいいな、などと考えるようになりました。
もちろん、日本の国は大好きですし、勤勉さや誠実さ、治安や食生活の多様さなどを考えますと、日本は素晴らしい国だと思います。
一昨日も、配管工事の人が家に来て作業をしてくれましたが、「私は、アルジェリア人で、昔自国の日本人企業で仕事をさせてもらっていたが、信用できる人種で、日本人が好きですよ。
中国人はちょっと問題あるけれどね。」などと雑談しながら仕事をしていました。
日本の評判が良いことは、嬉しいことです。
今日、バカンスの旅行から帰ってきた知人たちに挨拶に行くと、どの人も最高の笑顔で迎えてくれました。
2ヶ月のバカンスで、一年の疲れをすべて取ってしまっているのが分かります。
年ごとに、家族会議で行き先を決めて、夏休みをエンジョイします。
こうやって、毎年夏にリフレッシュして、9月から気持ちを入れ替えて生活すると、またしばらくは頑張れるものなのだと思います。
今日の明るい顔、自分たちがどんなところでどのようなバカンスを過ごしたかなどを得意になって話すのを聞いて、このようなゆったりしたバカンスを送れる国は、何と言っても魅力だと思いました。
美しい海、山、湖を急いで周遊するのではなく、ゆっくり滞在すると、本当に骨休みが出来ます。
これを経験してしまいますと、フランス人の生活を最高だと思えるのです。
もちろん、旅行好きかそうでないかによりますが、旅行好きの人には、本当にうらやましい話です。
日本だと学校の部活などがありますが、一切何も学校関係の集まりや部活などの集まりはありませんので、完全に家族単位での楽しみを見つける家庭が多いです。
バカンス最後の旅行に、明朝、久々にプロヴァンスのアヴィニョン周辺を旅行します。
自然に接し、その土地土地の文化をたくさん吸収したいと思います。
それでは、お元気でお過ごし下さい。
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