朝の天気予報で、最低気温だと聞いて覚悟して外に出ますが、やはりパリで氷点下の冬を味わっているせいか、外に出てみると、パリの寒さに比べたら寒くないな〜と思いながら歩いています。
パリの朝夕は、耳がジーンとして鼓膜が痛くなることもありますので・・・
北海道は、パリ以上に寒そうですし、吹雪で大変だと思います。
今日は、ピアノの生徒のT君のレッスンの時に、小学校の卒業式の話になりました。
この3月に学習院初等科を卒業しますので、3学期は卒業式の練習などがあって忙しいそうです。
パリでレッスンをしたのは、お父様が赴任してまもなくの学習院初等科1年生の時でした。
日本に帰国して、そのまま日本の学校に戻り、もう卒業の年になったわけです。
まだまだ初歩のピアノとリズムや聴音のレッスン、パリの子供コンクールで優勝していた頃を思い出しました。
今日、ラフマニノフ前奏曲の「鐘」を弾く姿をみて、体も私よりも大きくなり、手も大きくなってオクターブは楽に届きます。
背伸びの曲でも、自分が今本当に弾きたい曲というのは、頑張って練習するのですよね。
つくづく子供の成長って本当に早いですし、凄いと思います。
暮れにオーディションのためにピアノデュオの特訓をお願いされたAちゃんも、やはりパリに滞在していた2年間の低学年の時にピアノを教えていましたが、今は中学2年生になり、すっかりレディーに変身しました。
私よりもぐんと身長が高くなり、とても素敵なお嬢さんです。
弟と妹がいるので、家族環境で余計にしっかりしたのでしょうね。
パリで姉妹たち3人のピアノのレッスンをしていましたが、二女のFちゃんは、最初にお会いした時、まだ3歳でした・・・
3歳と言えば、毎年頂くYちゃんからのお年賀状は、家族写真入りですので楽しいですが、私が20歳の時にピアノレッスンをはじめた時はYちゃんは、まだ3歳になったばかりでした。
今は立派な二児の母になり、彼女自身も国立音大の声楽科卒で、子供たちの音楽教育に一生懸命です。
その当時もう一人3歳のお嬢さんのNちゃんも今は坊やに恵まれ子育てを頑張っていますが、彼女も国立音大ピアノ科を卒業なさいました。
本当に幼児期からずっと見守ってきた生徒たちが、今子育てをして、一生懸命頑張っている姿を想像するとほほえましくて本当に嬉しいです。
私がこの世に生きてきて、多くの人に音楽の素晴らしさを分けてあげれた事が、何とも幸せです。
みんな良い子に育って欲しいです。
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