寒いパリの冬!

1月のパリは暖冬だと思っていたところ、急に2月になり雪が降り、気温が一気に下がりました。
一昨日の雨で、大分雪が溶けてきましたが、今年のような雪景色になる事は滅多にありません。
2階から眺めている景色は素敵なのですが、いざ、外に出ますと大変です。

皆さまは、お変わりございませんか。

バレンタインデーを楽しく過ごされましたか?
日本と違い、フランスでは、お互いにプレゼントを交換し合う習慣ですので、チョコレートだけではなく、例年のように、ブーケや下着売り場など賑わっていました。

ところで、平昌オリンピック観戦でお忙しい毎日をお過ごしですか?
フランスの友人と一緒に買い物に行った折に、「オリンピック観戦をしているけれど、フランス人が出る競技しか放映されないからつまらないわ。」
と話していましたが、これはどこの国も同じですね。
フィギャースケートなどは踊る姿を楽しむものですが、フランス人が強くない競技は放映されませんので、オリンピックの度に、ライブでの観戦が出来ず、とても残念に思います。

しかし、今はパソコンがございますので、日本のメダル獲得のニュースもすぐ伝わってきますけれど、まだパソコンが普及していない時代は、数日前の日本の新聞が届いて初めて結果が分かるというように、とても不便な時代でした。

日本勢頑張っていますね。
人間の自分の限界まで頑張る姿は、誠に素晴らしいです。
今日の時点で、メダルは7つとの事ですが、メダルの数よりも本人が悔いのなく精一杯頑張って欲しいです。
心から応援しています。

ところで、日本は、相変わらずインフルエンザが流行っているそうですね。
とうとう孫はインフルエンザB型に罹ってしまい、しばらく学校や舞台稽古をお休みしてしまいました。
マスクをしていたのに何故?…と言っていましたが、菌の威力は強かったのでしょう。
お食事の時は、マスクを取らなければ頂けませんから、集団生活の中で防ぐことは中々難しい事だと思います。
どうぞ、皆さま、くれぐれもお気をつけて下さい。

パリの家は、雪のために寒さが厳しくなりましたので、暖炉生活をしていますが、温かくしようと思いますと、薪があっと言う間に無くなってしまいます。
早く暖かくなって欲しいです。
それでも、大分陽が長くなって参りましたし、庭の早咲きの桜が芽吹きを始めました。
毎年、立春後に寒さが押し寄せてくるような感じですが、少しずつ春に向かっているのでしょう。

私は、昔からチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は大好きですが、若手のヴァイオリニストの演奏を聴く機会がありましたために、急にチャイコフスキーの事を勉強したくなり、毎日伝記や文献を読んで楽しんでいます。
だれでも不思議なご縁がございますが、チャイコフスキーがもしフォン・メック夫人に援助してもらえなかったら…と考えますと、歴史が全く変わってしまうのですから、恐ろしいですね。
作曲意欲がありましても、それを支えて下さる方が現れなければ、実現出来ない訳ですから、これが運命なのでしょう。
チャイコフスキーからは大きなお世話だ、と言われそうですが、生きざまに触れて、作曲した年代などを再確認致しますと、また弾き方も変わってきそうな気がします。

私も音楽と関わって生きてから、とても運命を感じ、常に心から感謝する日々が続いています。
”出会い”を意識しながら生きているような気が致します。

では、皆さま、日本も寒さが続いているようですので、くれぐれもご自愛下さいませ。

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