心はあったか〜い!

急に冷え込みが厳しくなってきましたが、お元気でいらっしゃいますか?
北海道や東北地方は雪が降り積もっているそうですね。

12月はどこの国の人も寒い中にも活気のある月だと思いますが、街中が陽気でイルミネーションが綺麗で、外気は寒くても心の中はあったかくなりますね〜

私の日本宅の最寄り駅のイルミネーションもとても綺麗で、毎日通るたびに”メルヘン世界の幸せ”をもらっています。

ところで、12月18日 (土) は、調布市振興財団主催コンサートで白百合女子大学の新校舎にできたクララホールのクリスマスコンサートでレ・クロッシュが演奏しますので、出かけました。
グランドピアノも最近入れて、はじめてこのピアノで弾くコンサートだという事でしたが、ピカピカでピアノが輝いていました。
最初は、どうしても鍵盤が重いですので大変ですが、それでも娘ははじめてのピアノは初弾きをさせて頂いて気持ちよかったそうです。

開演時間が10分以上遅れてしまったという知らせで何が起きたかしら?と思っていたら嬉しい悲鳴で、お客さんが多すぎて、慌てて主催者さんたちが椅子を足したそうです。
それでも立ち見が出て、とても活気のあるコンサートでした。
前半では、白百合女子大学のマンドリン部の演奏でした。
6人のグループがクリスマスメドレーなどを演奏していましたが、マンドリンの音色もソストで素敵な楽器ですね。
後半もクリスマスコンサートを意識したレ・クロッシュの演奏でした。

とても素敵な大学で、会場の館の前の大きなツリーが素敵でした。この日のために、大学生たちがキャンドルを終演後に灯して下さり、さすがクリスチャンの学校は美しいな〜と感激しました。
大勢のお客様から喜ばれて本当に幸せでした。
主催者さんたちも一生懸命心配りをして下さって感謝です!

私の大学時代師事した声楽の鈴木寿子先生は、白百合女子大学付属から芸大にいらした方でしたので、一昨年にご他界なさられましたが、母校の白百合をとても愛していらっしゃいました。
私も大学卒業して、女子高で教えていた頃に、よく白百合女子大のコーラスに足を運んでいました。
それは、コーラスの指導法と指揮法を鈴木先生から学ぶためでしたが、とても懐かしかったです。

昨日は、千葉県の松戸市にある「森のホール21」で、レ・クロッシュのゲスト出演依頼と共演依頼のために朝から出かけました。
主催者のM先生も偶然白百合女子大学付属の中学・高校ご出身だという事で驚きました。

とにかく素晴らしいクリスマスアンサンブル発表会で、午後1時から午後6時半までの3部構成です。
素晴らしい音楽教育をなさられているお教室です。

ピアノ教室ではございますが、ピアノソロとピアノデュオだけでなく、親子デュオでギターやフルート、クラリネットを演奏なさる組もありました。
本当にとてもほほえましい温かいムードの発表会でした。

1部後半は、息子のチェロと8人の生徒さんたちと、デュオとトリオのアンサンブル、そしてレ・クロッシュのゲスト出演が続きましたが、生徒さんたちは、真剣でみな音楽との向きあい方がとても素晴らしいと思いました。
息子も感心していました。
そして、「本当にかわいいね〜」とお兄さん的存在を嬉しく思っていたみたいです。

M先生は、スパルタ教育でなく、心でレッスンをなさられている方だというのが演奏を聞きながら伝わってきて、とても楽しい気分にさせて下さいました。
音楽はとにかく”心”ですから・・・
いえいえ音楽だけでなく、すべて”心”ですね!

12月には、どれほどの人間と関わりを持てたかしら?と考えると、この一ヶ月間は大変貴重な体験の月だったと思います。
「クリスマス フェスティバル」だけでも新しい方たちと沢山交流がありました。

美しい事を目指す人間は、自然と心が美しくなるのだと実感しています。

よい方たちと巡り合えた事を本当に幸せに思います。
25年間は、フランス人やヨーロッパの方たちの美しい心に接し、幸せをもらう事が出来ましたが、これからは日本人との素敵な出会いを大切にしたいと思っています。

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