東京近辺はそろそろ紅葉の時期ですが、皆さまお元気でいらっしゃいますか。
今日からまた一週間のはじまりです。
パリでの生活もあと3週間となりました。
今回は、パリで孫の世話をしているせいか、一週間が慌ただしい日々です。
それでも、孫の成長をずっと見守れる喜びがあるので楽しいです。
家の中に音楽があるせいか、音楽に合わせて体を動かすのが大好きです。
曲によって、それぞれ自分で振り付けを考えるので面白いと思います。
体を横に振ったり、お腹をたたいたり、ジャンプしたりして何かを表現しているようです。
今は、ピアノのデタラメ弾きが大好きで長い時間鳴らし続けています。
息子の部屋にはチェロが置いてありますが、「チェロは大切なものだから絶対に近寄ってはダメだよ!」と教えたそうです。
ですから、チェロの演奏を聴きたいと思った時でも、静かにドアをノックして、そっと部屋に入り、ちょこんと座って演奏を聴いています。
そして、チェロを指さして、「メンメ!メンメ!」と自分に言い聞かせながら、そばに近寄らないようにしています。
その様子が何ともかわいいです。
1歳3ヶ月になると大分理解できるようになってくるものですね。
先週末は私の誕生日会をパリ市内では珍しく「幼児OK!」というレストランを見つけてくれましたので、孫も参加することが出来ました。
それでも入った途端、周囲には、ご立派な老夫婦ばかりが着席していましたので、心配になりました。
ただ、行く前にセーヌ川やエッフェル塔の夜景を見せたりしたので、コースの前半は寝てくれましたのでゆっくり出来ました。
メインのメニューを頂いている途中に起きてしまいましたが、機嫌良くしていたので、周囲のお客様からは、「お人形さん!」と言われ、かわいがってもらいましたので、帰りは「バイバイ!」の連続で、私よりも最後は主役になっていました。
最初はフランス語に対して体を固くしていましたが、今ではすっかり慣れて、フランスの子供たちの間でかわいがってもらっています。
日本では、「あやちゃん」と呼ばれていたので、「あやね!」と「や」にアクセントが入る呼び名にも慣れて、呼ばれると張り切って出かけていきます。
コンサートの本番の時には、ベビーシッターさんにお願いしなければなりませんが、遊んでくれる人は誰でも大好きなので何とか留守番をしてくれています。
家の中に”豆タンク”がいるだけで、活気がでるものですね。
しかし、演奏家と子育ての両立の大変さは予想をはるかに超えているのは確かです。
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