皆さま、お変わりございませんか。
また、台風が近づいているそうですが、今回も相当強いとのこと、本当に恐ろしいですね。
千葉県の被害に遭われた方たちは、9月9日でしたから、ほぼ一ヶ月になります。
千葉県市原市のゴルフ練習場の鉄柱倒壊によって、住宅被害を受けた方たちは、一刻も早い撤去を望んでいても、手が付けられない状態のようで、本当にお気の毒です。
何とか早急に進めて欲しいです。
さて、今週の水曜日の便で帰国致しますので、最後はいつものように慌ただしいです。時差がありますので、木曜日に到着予定です。
ただ、私の右足が不調で、思うように仕事が進まず困っています。
それで、今回は、ディナーのお誘いは受けましても、ご接待は次回ということで、お断りさせて頂きました。
お隣から庭の小さなリンゴを頂き、我が家の庭のブドウと物々交換を致しましたので、今日は、リンゴのタルトをたくさん作って差し上げました。
リンゴタルトは、テーブルに座りながら切ったり作業が出来ますので、大変ではありませんでした。
家の仕事や買い物、そして庭仕事は、すべて夫と息子が手伝ってくれますので、助かります。
コンサート前日は、体調管理に神経を使っていますが、昨日のコンサートが終り、ホッとしたところで…
昨夜は、コロッケを作りましたが、ジャガイモの皮むきとじゃがいもつぶしは夫の仕事、私は味付け、息子は、小麦粉、卵、パン粉につけて、3人は分業で仕事をしましたが、こういう時でないと中々料理は頼られてしまいますので、たまにはよいのかしら、と思いながら、仲良く準備をしました。
私の足が不調であることが、あっという間に広まってしまい、周辺の方たちが気遣って、キッシュを焼いて持ってきて下さったり、買い物でも何でも代わりにしますよ、と声を掛けて下さいます。
本当にご親切な人たちばかりで、大変嬉しく思います。
日本も昔は、このような人間付き合いをしていたのでしょうね。
パリ市内であれば、まさかこのような事はないのでしょうが、少し郊外に入っているせいか、本当にこの界隈の人たちが一緒に楽しみ、一緒に呼吸をして生きているのを感じます。
皆の目がお優しく、会えば自然に明るくなるような人たちばかりです。
日本人に好意的なのが嬉しいですね。
近くに大きな緑地があるのですが、春と秋の間、草を食べてもらうために、羊が緑地の広範囲に放されて生活をするのですが、その初日には、毎年イベントがあるのです。
それを、会長さんをはじめ、近所の方たちが、わざわざ知らせて下さるのですけれど、皆で一緒に幸せを分かち合っているようで、何だかこういう生活にホッとしたりします。
と思うと、スーパーのレジのお姉さんのスローな仕事ぶりにイライラさせたれたり、業者の応対の仕方に腹が立ったり、何でも一長一短ありますね。
ただ、短気な人は、フランスには住むべきではないと思います。
とても気立てのよい優しい人はたくさんいますが、日本人のようなサービス精神がないために、本当に心身ともに疲れることもあります。
娘は、前回パリに来た折に、日本のクレジットカードで今は何でも購入出来ますので、仏銀行に行き、仏口座を解約する手続きをしました。
ところが、娘は日本で調べてみると、全く解約されておらず、今夏その件で銀行に行きましたら、「本当ですね。ちゃんと解約書類を提出してあるのに、未だに毎月通帳からJAZZが落とされていますよね。」と言う始末です。
日本でしたら、まず、「申し訳ございませんでした。」と謝って下さいますが、全くそういう事は言わないのです。
「じゃあ、私が今週中にちゃんと解約してあげますから、安心して大丈夫よ。」とケロッと対応します。
いつもの事ながら呆れてしまいます。
JAZZというのは、銀行側に月々支払う保険のようなものなのですが任意のはずなのに、気付けば通知なしで口座から引かれていましたので、以前「JAZZに勝手に入らされていますが、私は何も頼んでいませんから、それは解約して欲しいです。」と言いましたら、「もし、あなたのカードが紛失しても、全く銀行は何も助けてあげませんからね。それでもいいのですか?」と聞かれ、結局毎月支払っていますけれど、日本では考えられない話です。
結局、娘は、今回銀行のミスにより、100€以上損をしてしまった、という事です。
ようやく、息子のコンサートも無事終わり、明日は教授に聴いて頂いたあとに、弦楽器工房のバッテロさんに行くそうです。
チェロの駒の具合を調整してもらうそうですが、中々丁寧に管理していても、弾いていれば、必ず駒は歪んできますから、楽器の管理がとても難しいですね。
では、皆さま、また日本に帰国致しましたら、色々お世話になることが多いと思いますが、何卒よろしくお願い致します。
今週も素敵な事がたくさんありますように!
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