皆さん、お変わりございませんか。
私はお陰様で時差もなく元気です!
行ったり来たりの生活が長くなったからという事ではなく、もともと神経質ではないからなのか、あまり時差は感じる事はありません。
翌日からの仕事が時は、時差ボケがないと助かります。
昨日も今日も快晴で気持ちがよいですね。
アルザス地方の”マルシェ・ド・ノエル”の話を改めてします、という約束をしましたので、今日もブログを書かせて頂きます。
日本のように島国ですと、他国の影響を受けませんが、フランスのように大陸ですと、フランスと言えども東西南北で土地柄や人間の性格も違ってきます。
スペインとの国境ですと、ドイツとの国境のフランス人は顔も気質も言葉も違います。
アルザス地方の事は何度か取り上げていますが、ドイツのライン川を挟んだフランス側ですので、アルザシアン(アルザスの人)は、ドイツ気質でアルザス語は、ドイツ語に近い発音で話します。
南フランスの人のように馴れ馴れしくはない分、とても真面目で、一旦友達になると長い間大切に思ってくれる人たちが多いです。
今回もアルザス訪問を心から楽しみにしていたくれた友人たちに再会出来て、感無量でした。
子供たちは、幼稚園から高校までフランスの現地校で育ちましたが、フランスの先生たちからとても大事にして頂いたので、今でも交流があり、今回のアルザス訪問を心待ちしてくれていました。
12月11日 (日) の「レ・クロッシュ ファンの集い」では、主催者よりコンサートの他に、アルザスのクリスマス市の”マルシェ・ド・ノエル”の話もレ・クロッシュからして欲しい、という事でしたので、楽しい時間を皆さんで共に出来れば嬉しいです。
「百聞は一見にしかず!」ではありますが、レ・クロッシュのマキ&ナオは、この感激をファンの方たちに、うまく伝えて欲しいと思います。
私たちが住んでいた1986年〜1990年代の頃の”マルシェ・ド・ノエル”は、まだまだ世界から集まってくるところまで賑わいを見せてはいませんでしたので、シンプルな落ち着いたクリスマス市でした。
ところが、今年行ってみて、クリスマス市の賑わいと華やかさには圧倒されました。
ストラスブルグだけではなく、15年以上住み慣れたコルマールの町でも素晴らしいクリスマス市がはじまっていました。
コルマールは静かで美しい町です。
クリスマス市もカテドラルの周辺のアルザス建築が立ち並ぶ広場に並ぶ出店は、とても絵になり素敵な光景です。
パリでの生活が長くなると、地方都市での感激が薄れてきてしまいますが、改めて地方都市の素晴らしさを感じました。
日本に帰国すると日本の友と語り合って感激し、パリに行けば・・・そして今回長年過ごしたアルザスのコルマールの人たちと抱き合っての再会・・・
今年は、世界的に見れば、最悪な年で問題を多く抱えていますが、心で通じ合える友がいる事が何よりも幸せな事だと強く感じた年でした。
東北の方たちとの友情も震災前よりももっともっと絆を深めることが出来ました。
コンサート依頼を受けたことでお知り合いになれた音楽関係者が、今では強い友情で結ばれています。
相性があるのでしょうが、心が通じあっている友がいることは、本当の意味の”幸せ”なのだと思います。
さあ、今日から日本での生活がはじまります!
またよろしくお願い致します。日本での生活は、1月中旬まで続きますので、有意義な日々を送りたいと思います。
今年も残り少なくなりました。
皆様、素敵な年末をお送り下さい!
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