皆さま、暑い日が続きますが、お変わりございませんか。
今月27日は、パリに発ちますので、そろそろ渡仏の準備と日本宅の掃除を開始しています。
昨日22日のコンサートが終了し、ホッと一息ついています。
最後は、府中の病院でのサマーコンサートに出演させて頂きましたが、医師と職員の方たちの団結力が凄く、とても素敵な時間を下さいます。
終演後に、「何だかジーンとして、涙が溢れそうになり、ちょっとやばかったです。」とお声を掛けて下さる先生たちもいらして、充実したコンサート活動を繰り広げて、多くの方たちに感動を与える事が出来た事に、心から嬉しく思います。
益々研鑽を積んで欲しいと思います。
イギリスの音楽家たちは、音楽というものは、30代はまだまだ赤ちゃんで、40代になって、それまでやってきた事が蓄積され、実って初めてアーティストになれるのだ、とおっしゃるそうですが、その意味が分かるようになりました。
ところで、この春リリース致しました、CD「ロマンス」は、楽しんで聴いて下さっていますでしょうか?
お蔭様で、レコード芸術では、準特選を頂きましたり、大変満足する内容のCD評を多くの音楽雑誌で頂き、大変満足致しております。
このたび、「ぶらあぼ」8月号にも音楽評論家の笹田和人氏より、「ニュー リリース セレクション」ページに下記の評が掲載されましたので、お知らせ致します。
豊かな「レ・クロッシュ(鐘)」の音色が、再び響きわたる。共に幼少からパリで学んだ、ピアノ宇宿真紀子とチェロ宇宿直彰による姉弟デュオ。5枚目のアルバムにも、たゆまない研鑽の跡と、音楽への深い愛情がしっかり刻み込まれている。タイトルに冠したフォーレの「ロマンス」をはじめ、サン=サーンスのオペラの名アリアなど、得意のフランス作品を軸に、パガニーニの技術に満ちた変奏曲ほか、歌心と愉悦を併せ持つデュオの佳作を厳選。姉弟ならではの阿吽(あうん)の呼吸のみならず、時に丁々発止の真剣勝負の場面も。合い間に居り込まれたピアノ作品は、ソリストとしての真紀子の卓越した能力を示す(笹田和人)
多くの方に喜んで頂けることは、大変幸せな事です。
幼少からパリで学んだ、と記載されていますところは、フランス アルザス地方の間違えではございますが、嬉しいです。
今日は、姪が会いに来てくれましたので、親族が集まってお食事会をしました。
夫は、昨日から2泊3日で、北アルプス登山に行っていますので、欠席でした。
食事会のあとに、息子が私の実姉からもらったメダカと50匹以上の孵化した赤ちゃんメダカを渡仏中世話をしてもらうために、預ける事にしました。
息子は、メダカをとても大事に育てていたので、どのメダカも健康優良児のために動きが速く、いざ追いかけて捕まえるのが大変でした。
毎朝、サロンに行くと、まずメダカの健康状態を観察するところからスタートしていましたが、明日からメダカに朝のあいさつが出来なくなるのは、ちょっと寂しい気持ちです。
でも、姉の家にいます、親元のメダカの館に帰る事が出来て、みんな喜んでいるのかも知れませんね。
姉のところでも孵化し、数千匹も育っているそうです。
学会で、メダカやミジンコなど生物についての研究発表をしていますが、姉は幼児期からずっと生き物が好きでしたので、やはり好きな事は長く続けられるのですね。
父が金魚博士と言われていたので、姉は、環境によって遺伝したのでしょう。
私は、餓鬼大将で当時は外遊びにしか興味を持ちませんでしたが…
明日は、母のケアマネージャーさんが月1の訪問日ですので、出掛けますが、今日も猛暑にも関わらず、母は、元気に親族の集まりに出席し、とても食欲もありましたので、10月に帰国するまで健やかに過ごして欲しいと願っています。
今月21日には、孫の誕生パーティーでしたが、また夏休みは、30日間パリの家で一緒の生活が始まります。
7歳になり、色々な事が楽になりましたが、幼稚園のように好き勝手な事ばかり出来ませんので、真剣に小学生の成長を考えながら子育てをしなければならないと思います。
ファンの皆さまもどうぞお元気で楽しい夏休みをお過ごし下さい。
この4ヶ月間、レ・クロッシュを心から応援して下さいまして、心より感謝申し上げます。
では、次回のブログは、パリからとなります。
猛暑が続いておりますので、くれぐれもご自愛下さいませ。
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