東日本大震災から5年経ちました

今日は、3月11日です。
東日本大震災から5年になります。
あの日の映像が瞼に浮かんできます。
一瞬でご家族を失われた方はその後どうなさっていらっしゃるのかしら、と時折考えます。
どんなに苦しい思いをされても、東北の方たちは、前を向いて頑張って生きていらっしゃる事でしょう。

レ・クロッシュは、チャリティーコンサートを東京公演や各地の公演で何度かさせて頂きましたが、最近は致して居りません。
それでも、東北に向かえば、できる限り、東北の名産品を数多く購入していました。

しかし、東北に出向いた時だけではなく、今の時代は、必要な時に、ネット販売を利用して、東北の海の幸やフルーツなどは、どんどん購入することができます。
個人では中々大きな協力は出来ませんので、微力ではありますが、今後もずっと美味しい珍味や名産品を購入し続けていきたいと思います。

被害が大きかった東北の岩手、宮城、福島には、魅力がたくさんございますし、美味しい海の幸も豊富です。

今なお行方不明の人たちは、2561人とのことですが、胸が締め付けられるような思いで、今日を迎えた事でしょう。

今週は、パリでもフランスの友人たちと東大震災の話題になり、その日の事を思い出して下さっています。

ところで、今日は、水仙摘みに近所のマダムたちと出かけました。
晴天でしたので、1時間コースぐらいで散策しながらの水仙の花を摘むことはとても楽しかったです。
ふと見ると、鹿の足あとがあちらこちらにあるのを見つけました。
馬の散歩コースにもなっているので、道ですれ違うたびに、のどかな風景を満喫することが出来ました。

パリでは、9日に国鉄ストがあり、10日にも町の中をデモ隊が大声を上げて行進していましたので、昨日とあまりにも違う光景を目の当たりにし、そのギャップを感じながらの散策でした。

静かな道々で聞こえてくる木々の囁く音や小鳥のさえずりを聞きながら、ふと、作曲家たちは、それを是非音楽で表現してみたいと思い、曲を仕上げたのでしょう。
音楽家は、静寂の中で音を聞くことがとても大切なことだと思います。
東日本大震災からの5年の自然の惨さと散策の自然の美しさを感じた一日でした。

では、週末を有意義にお過ごし下さい。

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