桃の節句が過ぎました!

3月に入ってもまだまだ寒い日が続いています。
皆様お元気でいらっしゃいますか。

「ひな祭り」は終わりました。昨年は孫の初節句でしたが、今年のお節句では、もうしっかり歩いて大人たちと一緒に食事をしているのですから、本当に子供の成長は、何と早いのでしょう。

レ・クロッシュが出演します、3月19日の「ジャパン・チェムバー・フィルハーモニー2012 ロマンチックコンチェルト」まで、丁度2週間となりました。
多くの方たちがご興味を持って下さって嬉しいです。

チケットご購入希望者は、下記のアドレスからお願い致します。

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「音楽アラカルト」にもお勧めのコンサートとして配信されています。

- 音楽アラカルト Music a la Carte
宇宿真紀子Pf &宇宿直彰VcLes Clochesロマンチックコン...

最初は、「レ・クロッシュ」の名前ではなく、「宇宿真紀子 & 宇宿直彰」としてスタートしました。
2002年に札幌市主催の「ふれあいコンサート」に出演させて頂いた事で、東京でもコンサートを開催し、今年で10周年を迎えます。
10年は短くもありますが、”コンサートの歩み”として10年を振り返ってみますと、色々な思い出、地方公演での出来事、コンサートへの思い、ファンからの励ましの言葉・・・など、沢山の想い出が蘇ってきます。
何でも地道に焦らずに歩んでいくことが大切だと痛感しています。

昔からイギリス人は、”40歳”という年を節目と考えています。
音楽を続けて、40歳になったら、やっと一人前として認めてくれるそうです。
確かに、私が今の年齢に達してみると、若き頃考えていた事や思いは、まだまだ未熟だったと思います。しかしそれが若さなのだと思いますが・・・
年齢を重ねていくにつれ、色々な事が見えてきます。
経験を積めば積むほど、いくらでも輝ける人間になれると思います。

「生きる」という事の大切さについて考える時も、人生を歩んだからこそ分かってくる事がたくさんあります。

ところで、東日本大震災からほぼ1年経ちます。
被災地の人たちは、悲しみや深い傷を負いながら、頑張って生え上がって一年を迎えようとしています。
仕事の復帰が順調に進み軌道に乗ってきた人と何をやっても思い通りにならず途方に暮れている人とでは、将来への願望や活力が違います。
震災当時はみなが苦しみに耐えながらの再出発という事で同じスタート地点にいましたが、それぞれが動き出し、軌道に乗ってきた人たちは明るい光を感じて益々頑張っていますし、仕事も見つからず家も職場も失って途方に暮れている人たちは、益々落ち込んでしまっています。
その格差がはっきり出てきてしまっているようです。

これから益々心のケアが必要になってきます。
行政がしっかしして、心の病に掛っている人たちに優しい手を差し伸べて欲しいです。
目に見えないような心の病こそ、温かい手を差し伸べ、優しい気持ちでフォローしてあげることが必要なのでしょうね。
この心のケアを徹底しない限り、傷口は益々広がってしまうでしょう。

みなの”愛の力”によって、心が穏やかな日々を送れるようになって欲しいと願っています。

音楽はよい薬になるのは分かっているのですが、その余裕さえもまだまだ持てない人が多くいます。
震災から一年が過ぎ、みなが前向きに生きていけるようなレールを引いてあげたいです。

何とか”小さな幸せ”を手にして欲しいですね。
その”小さな幸せ”が実はすごいパワーに変わるのですから・・・・

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