私のブログって?

日本帰国まで丁度一週間になりました。

生徒たちをまたS先生にお願いしたり、週末コンサートのあとは、ディナーにお呼ばれしたり、しばらくお会い出来ないので友人宅に泊まらせて頂いたり・・・と帰国前はいつもバタバタしてしまいます。
庭仕事も大事な時期に出来ないので、近所の方にお願いしたり・・・

今回は25年以来最長の日本帰国期間となりますので、半分は引っ越し気分で片付けをしないといけないですね。
冬物の洗濯もしなければなりませんし・・・

今日の生徒たちは、やはり「re」と「sol」を頑張って歌っていました。
音階はそうですが、フォーレの歌曲などでも分かるように、一旦フランス歌曲になるととてもなめらかな歌詞が聞えてきます。
たとえば、現代のフランスのポップスでも、クリームのようになめらかな歌詞が流れてきます。

クリームといえば、いつもクリームのようななめらかな味わいのブログでしたら、読んでいて幸せ気分にさせられるのですが、かなり勝手な意見を書いて腹立たしく思われている方も多いかもしれません。

どうぞ、何か今日のブログは「イライラする!」とか「自分と全然意見が違うから読むのも嫌!」とか思う時は、一行目ですぐ止めて下さいね。
私のブログで精神衛生上穏やかでなくなったなら、これは大変な事ですから・・・

フランスは討論会が大好きな国だということはご存知だと思いますが、テレビでも討論会番組はとても多いです。

私自身も段々感化されて、自分の意見を押しつけようとはしませんが、思った事を勝手に意見してしまう事が多いです。
ブログですでにご存じのように・・・
討論会では、自分の意見を強く主張するあまり、ぶつかりあって驚くような言い合いをする事もよく見受けられます。
渡仏した当時は、テレビの番組で本気で唾飛ばしながら言い合っているのを唖然として見ていましたが、相手が何を考えているか、という事がよく分かっていい事なのだ、と思えるようになりました。

私の周囲には、心優しい素敵な友がいてくれるので、本当に幸せなのですが、特に最高の”笑顔”を持つYさんは、お優しくて素晴らしい方なのです。彼女の笑顔でその日がさわやかに送れるので、お会いするをとても楽しみにしているんです。

いつもYさんのような中から出る本当の”笑顔”が欲しいと思いますが、それは内面を磨かなければ無理なのでしょうね。
心が美しいとやはり”笑顔”が変わります。リンカーンは40歳と言っていたけれど、確か彼女は大学時代にはすでに・・・
でも、当時よりももっともっと素敵な”笑顔”に成長していますね〜

今回私が書き始めたブログらしきものを見て下さって、「いつも楽しみで、元気と勇気を頂いています。」と応援して下さっています。
昨日は、意見も下さってとても嬉しかったです。
今の時代は、大人になれば意見交換したりする事も少ないと思います。

岡本太郎さんとパリ時代のジョルジュ・バタイユさんとの友情は、芸術家の友情だったんでしょうね。
本当に心を許した友だったそうですが、ただの仲のよい関係ではなく、激しくぶつかりあった仲で、最後は岡本さんが決別の手紙まで送ったところ、その手紙を読んで、ジョルジュは「実にオカモトは深い事を言っている」と感激して、皆の前で読んで聞かせたそうです。
誠実に批判した事が、結局はもっと強い友情になったという事です。
ですから、岡本太郎は、「やあやあ、どうもどうも」で済ますのでは、本当の友情は生まれない。
率直に歯に衣きせずに本当の事を言う事が、人間同士として付き合う最低限のルールだと・・・

これはフランス感覚であり、中々日本で日本人がそうたやすく実行できる事ではないのでしょうが、でもとても大切なような気がします。
時には相手の気分を害してしまう事にもなりかねないですけれど・・・

人間付き合いの法則は、人によって正反対の意見が出てきそうですが、私は何か岡本太郎さんの意見に強く惹かれてしまいます。

週末は外出や外泊などがあり、ちょっとブログは無理そうです。
楽しい週末をお迎え下さい!

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