皆さま、お元気でいらっしゃいますか。
素晴らしいお天気に恵まれた3連休でしたね。
皆さまは、どのようにお過ごしになられましたか?
私たちが住むパリでは、大変なテロ事件が起きました。
恐ろしい事件です。
言論の自由を貫こうとした為に起こった事件でしたが、今後もまだまだ後を引きそうで怖いです。
出版社に押し入りましたが、そこから200mのところにチェリストの友人のお住まいがありますので、なおハラハラドキドキしてパソコンでフランス2のチャンネルを見守っていました。
今年こそ、“世界平和を!”と心で叫び続けていても、”人間“は、脳で考え、色々な考えを持った人たちが生きているために、どうしても戦うことになってしまいます。
これはとても悲しい事です。
過激な事をしますと、周辺の関係のない人たちもが巻き添えを食って犠牲になってしまいますから、何とか穏やかな毎日でありますように、と祈るばかりです。
ところで、今冬は、富士山の当たり年でした。
昨年の暮れに千葉県富津岬見晴台から見た東京湾を挟んで美しく見えた富士山、そして、年末に伊豆に行く途中に寄った駒ヶ岳の頂上からの壮大な富士山、そして、9日には、箱根でのレ・クロッシュリサイタルのために通った芦ノ湖スカイラインの杓子峠から見た富士山。
9日は、真っ青な雲一つない空に聳える富士山を観ることができましたし、その隣にはっきりと南アルプスも綺麗に観えました。
「空気が乾燥している1月が最高ですが、その中でも今日は最高ですね。」
とホテルのスタッフの方たちが話してくれましたように、確かに今まで観た中で最高の富士山だったと思います。
大涌谷からの富士山も素晴らしかったですが、雲が少し加わりました。
冬でなければ見ることが出来なかったのですね〜
毎月ホームページのトップページに、“今月のメッセージ”を掲載していますが、今月は、芦ノ湖スカイラインの杓子峠から撮った写真を載せましたので、ご覧下さい。
ホテルの露天風呂からも丁度よい角度で富士山が真ん前に聳え立ち、「幸せ!!!」を噛みしめながらゆっくりしました。
温泉から出てみると、パリではテロの犯人が立てこもっているという報道に、温かかった気持ちが一瞬で冷え切ってしまいました。
コンサートには、色々なお客様がいらっしゃいましたが、箱根とあって、外国人ご家族が多かったです。
終演後に、感激してCDを複数枚ご購入下さる方もいらっしゃいました。
翌日は、久しぶりに大涌谷まで行き、硫黄の臭いを嗅ぎながら散策しました。
強羅にも寄り道し、帰宅しましたが、益々日本の温泉がたまらなく好きになってしまいました。
パリの事を心配してメールを下さいました方たちに感謝致します。
ご心配下さいまして、有難うございます。
確かに、日本とフランスは違いますね。
日本はやはり治安がよい、最高の国だと思います。
来月パリに戻る頃はどうなっているのでしょう…
不安ですが、これは、私の力ではどうにもなりません。
平和な世界が欲しいです!
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