本当に一週間が早すぎますね。
暑い中、皆さま頑張っていらっしゃいますか。
バタバタしているうちにすぐ週末になってしまいます。
皆さんは、選挙にいらっしゃいましたか?私は雨の降る前に出かけました。
芸術家が元気に生きていけるような世の中にして下さる人がいるといいのですが・・・
今サマ―フェスティバルの事で頭がいっぱいですが、とにかく宣伝は頑張ってしましたので、あとはコンサート当日を待つばかり・・・
ご出演者とお客様が一体となって、熱のこもった温かいフェスティバルにしたいと思います。
一昨日、友人に「思ったよりもチケットの販売力がなくて困ってしまう〜」と愚痴を言ってしまいました。
そしたら、友人曰く、「1人1人のアーティストがちゃんと自分のファンを持たなければ、これは解決しないものだと思う。」と言われました。
確かに、コンサートって何のためにするかを考えれば、自分のファンが沢山いない中で演奏してもなんか無意味かも・・・と思います。
自分の演奏に対して、熱い視線と眼差し、心からの応援、コンサートの時間をファンと共有できる幸せを感じとって、それではじめてコンサートが成功するのですよね。
勉強の延長みたいな顔して、ただ習った曲を並べてホールで弾かれても、感動も何もないですし、それはレッスン室ですればいい事だと思います。
コンサートは、いつもそこにお客様の存在がしっかりある訳ですから、お客様1人1人に心を込めて演奏して、今後ずっと聴きにいらして下さるファンを多くつけることが必須なのだと思います。
今回は、ご出演の皆さまに謝礼をお渡しして一切ノルマ制にせずに、自主的にお客様を集めて頂こうと考えての試みだったのですが、蓋を開けてみると集客に中々結び付かなくて、これって一体誰のためにコンサートをするつもりで舞台に立つのかしら?と考えてしまいました。
1人でも本当の自分のファン、いつどこでやっても必死で応援して下さる人が沢山出来れば自然と活気も出るものです。
いつでも200人ぐらいには声を掛けられる状態にしておけば、そこから輪が広がっていくのだと思います。
さあ、まだ時間があるので皆さん頑張りましょうね!
ご出演者のみなさま!
是非、自分の演奏をただ披露するのではなく、お客様と一緒に共有する時間、という事を頭に入れて、芸術魂で素晴らしいステージに作り上げて下さい!
そうすれば、必ずファンがついてきてくれると信じています。今日は、7月21日第2部 (17:00 開場、17:30 開演) にご出演下さいます、佐藤勝重さんにご登場頂きます。
佐藤勝重さんは、パリに留学なさられて、長期に渡りパリで生活をなさっていました。
●佐藤勝重さんは、いつ頃からピアノを習っていらっしゃるのですか。そして、パリに留学なさられたのは何歳ですか?
佐藤勝重:5歳からピアノを習っています。パリに留学したのは、18歳の時です。
●パリには何年間いらしたのですか?佐藤勝重:12年間いました。
●留学生としては、かなり長いですよね〜
長期に渡って留学なさられていたという事はフランスがお好きだったからだと思いますが、フランスの中で特に気に入っている場所はどこですか?
佐藤勝重:そうですね〜ボージュ広場やマレ界隈が好きです。
●ボージュ広場は、パリの中心部のセーヌ川右岸マレ地区にある素敵な広場ですよね〜
ボージュ広場の事を簡単に説明させて頂きますが、1605年アンリ4世によりかつてのトゥールネ宮の跡地に建設され、1612年に完成しました。
ですから、かれこれ400年の歴史をもつ広場です。
もともとは、プラス・ロワイヤル(王の広場)という名前だったのですが、革命政府に最初に納税したボージュ県を記念して、ボージュ広場と1800年に改称されたのです。
中央にルイ13世の騎馬像があり、南東隅には、ビクトル・ユゴーの旧宅があり、ユーゴ博物館になっているんですよ。
余談ですが、私は、アルザス地方に居た事を今までに何度か申し上げていますが、ボージュ県というのは、フランス北東部にあって、アルザス地方にあります。
県都は、エピナ―ルという町です。
●ところで、今は大学で教えるお仕事とコンサーティストを両立なさられていますが、スケジュールがお忙しいと想像していますが、実際にはどんな感じですか?
佐藤勝重:今2つの大学に勤務しているので、週4回は出校していますし、その他に本番や室内楽の本番のための合わせ、コンクールの審査員、プライベートのレッスンなどを平行して行っているためかなり過密スケジュールになっています。
●週に4回となると、ご自分のお勉強の時間も学生時代のように思うように取れないでしょうし、大変な生活だと思います。
頑張って下さい!
今回は、「ショパン生誕200年記念コンサート」という事で、ショパンのプログラムを弾いて下さいますが、皆さんに聴きどころなどあればお伝え下さい。
佐藤勝重:ショパン独特の美しい空間をホールを通してお客様と分かち合えたら嬉しいです。
●そうですね。沢山のショパン好きな方たちもそうでない方も、是非是非聴いて頂きたいですね。
そして、ショパンの不思議な洒落た魅力ある曲を聴きながら、素敵な時間を過ごして欲しいですね〜
今日はお忙しい中有難うございました。
佐藤勝重:有難うございました。
●では、皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます。
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