芸術の秋

パリはすっかり秋ですが、日本はまだ残暑が続いているようですね。
皆さま、お変わりございませんか。

カナリア諸島から帰りましてから、庭の手入れや家の中の掃除に時間を費やしています。

ご近所の方たちと一緒にショッピングする楽しみも味わっています。
ショッピングのあとに、カフェに入り、一緒に美味しいケーキを頂くのが大好きです。

「芸術の秋」到来!ですが、皆さまは、今年の秋はどのようなご計画がございますか?

新オペラ座ではなく、ガルニエ オペラ座は大好きですので、モーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」を観に行く予定です。
このオペラは、とてもバカげた内容ではあるのですが、大きなアリアだけではなく、とてもアンサンブルが楽しめるオペラです。

大学のオペラ研究会でも、デスピーナ役をし、夏の合宿でも練習し、大変印象に残っている曲ですし、二期会の公演では、何度も足を運び、ザルツブルグ音楽祭でも1986年にとても清楚な舞台の「コシ・ファン・トゥッテ」に感動した記憶があります。

パリオペラ座では、「椿姫」「カルメン」「ラ・ボエーム」のような舞台の大きい新オペラ座での公演が主流で、ガルニエ オペラ座では、「白鳥の湖」のようなバレエ団の公演が中心になっていました。

それで、今秋は、ガルニエのオペラ座で、「コシ・ファン・トゥッテ」が鑑賞出来ると思うと、とてもワクワクします。
どうか、声だけではなく、演出が素敵でありますように〜

ところで、9月14日は、実母の誕生日でしたが、姉や弟、そして、私の代わりに、娘たちがパーティーをしてくれましたので、母はとても喜んでいました。

ケーキは孫に選んでもらい、カードとプレゼントは先に送りましたが、当日までに到着したようでよかったです。

母は、97歳になりましても、自分の身の回りの事はほとんど出来ますし、金銭面でも自分ですべて管理していますから、素晴らしい事だと思います。
今年も日本側とフランス側両方で、スカイプ電話を通して一緒に「ハビ―バースディ―」を歌いました。
母は感激してくれました。
残念なことに、耳だけは大分遠くなりましたが、それでも、皆が一斉に歌う歌声は聞こえたそうです。
母は、ひ孫の成長も楽しんでくれているようで、とても嬉しいです。
オリンピック観戦が大好きですので、2020年まで元気でいて欲しいです。

今の楽しみは、私からの毎日のメールチェックかも知れません。
毎朝、パソコンを開けて、私からの長いメールを楽しんで読んでくれています。
ですから、グランカナリア島の事も事細かに記載しましたので、電話で話題にしてもすぐ理解して、話が弾みます。

9月15日には、夫の友人Tご夫妻がフランス旅行にいらっしゃいました。
パリからすぐニースに旅行をし、明日はアヴィニョンに移動されます。
今年は2回目となりますが、21日から3泊4日のアルザス旅行にお伴致します。
海外旅行は今までツアー旅行だったため、不慣れとのこと、夫が運転し、4人でコルマールとストラスブルグの旅に出ます。
今回は、ご案内役ではりますが、何度足を運んでも楽しい場所です。

旅行後は、我が家にお二人がお泊り下さるので、少しお部屋をすっきりさせたいと思います。

孫の部屋もお使い頂かなければなりませんが、壁のほとんどに、今まで描いた絵が貼ってあったり、作品が並べてあります。
さあ、これをどうしようかしら…と頭を悩ましています。

来春に来てがっかりすると可愛そうですし…

そして、今日は、ガレージの壁を綺麗にしようと、ペンキ塗りをはじめました。
冬には、寒すぎて中々ガレージの掃除が出来ませんので、少し今回すっきりさせようと思っています。
ガレージ出入口の足元のところにひびが入っていたので、昨日はセメントで綺麗に埋めました。

普通は、ペンキ塗りなどは、男の人の仕事だと思うのですが、私の方がはるかに器用だということで、夫は庭仕事はしてくれますが、細かい作業やペンキ・ニス塗りは、私の仕事となります。

でも、綺麗になることは嬉しい事ですし、楽しいです。

作業が一段落したので、「コシ・ファン・トゥッテ」の分厚い楽譜を出して、フィオルディリージのアリアを歌いました。
歌うと40年前の合宿での練習風景が蘇ってきます。

では、どうぞ、皆さま、素敵な「芸術の秋」を満喫して下さい。

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