菖蒲

もうそろそろ梅雨入りなのでしょうね。
昨年は、東京の入梅は5月27日でしたから、今年は遅いようです。
これからは、ジメジメした日も多くなると思うと、少し憂鬱です。

学生時代、一年を通して梅雨時の登校が嫌でした。
電車で、ラッシュの時間だと立っている隣の方の濡れた傘が足についたり、熱気で、腕がべたついたり、不快指数がかなり上がっていたように思います。
その点は、フランスは、梅雨がないこと、乾燥地帯だとその不快な気持ちにならない事は何と言ってもいいですね。

ところで、これからの時期は、日本の各地に菖蒲園(しょうぶえん)がありますが、楽しむ事が出来ますね。
昨年は、明治神宮の菖蒲園に行きましたが、丁度雨上がりの時で、しっとりしていて何とも言えずいい時間をもらう事が出来ました。

皆さんは、「ショウブ」「アヤメ」「杜若(カキツバタ)」「花菖蒲」の区別は出来ますか?

子供の頃から、「あやめ」も「しょうぶ」も漢字で書くと「菖蒲」なのに、それは別物だというし、「菖蒲」と「花菖蒲」も別物だと聞いて、不思議でした。

確かに、「菖蒲園」に行くと、その違いが分かりますね。
かわいたところで育つのが「アヤメ」で、湿ったところに育つのは、「ショウブ」だし、菖蒲園のショウブは、花菖蒲の事なのです。

咲く時期もそれぞれ違って、かきつばたは、5月中旬、アヤメは5月中旬〜下旬、花菖蒲は、5月下旬〜6月下旬,そして、ハナショウブは種類が多く遅くまで咲いているようです。
花菖蒲は日本産で他のものよりもかなりあとから生まれたようです。

先月、伊豆の修善寺に花菖蒲が綺麗に咲いていました。
湿地帯に咲いていたので、アヤメではありませんね。

調べてみると、丈もそれぞれ違います。
今度試しに測ってみようかな〜と思います。
背のたけはアヤメが一番背が低く、30cm〜50cm、カキツバタが中間で50cm〜70cm、花菖蒲は背が高いのは、80cm〜100cmあるそうです。
花の大きさ も比例して大輪なのですね。季節感のある花は大好きです。

今はバラ園も綺麗ですね。

子供の頃住んでいた調布市には、神代植物園がそばにありました。
亡き父が大好きで毎週のように通っていましたが、バラ園の時期は、本当に見事で、園内が明るくなるので好きでした。

梅雨の時期は鬱陶しいと書きましたが、雨に濡れた「あじさい」は、何とも言えずいいものですね。
では、これから天候不順になると思いますが、お身体を大切に!

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