10月前半の出来事

皆さま、とても過ごしやすい時期となりましたが、如何お過ごしでございますか?

食欲の秋ではございますが、食料品の値上げがありましたため、スーパーに買い物に出かけても、かなり値段がアップされていますね。

10月の前半は、本当に忙しい毎日でしたが、行事も無事終わり、コンサート鑑賞とレ・クロッシュリサイタルも主催者様よりご報告を頂きまして、OB会の会員様が異口同音に「素晴らしい演奏だった!」と喜んでくださいましたとのこと、安堵致しました。
自主公演と違い、主催者様から声が掛かりまして招聘演奏会をお願いされましても、あまりお客様たちが興味を示してくださらないと困ってしまいますが、今回は大盛況とのことで嬉しく思います。

OB会のオープニングでのコンサートをお願いされましたが、4年振りの会とあって、懐かしさのあまり皆さま近況報告などに夢中でした。
一曲目の演奏が始まるや否や、ピタッと静まり返って、皆さま食い入るように演奏を聴いてくださっていました。
そして、曲が進むにつれて、拍手も大きくなり、最後の曲の時には、大きな「ブラボー!」の声まで…
色々な新しいお客様たちに聴いてもらえることは有難いことです。

7日は、声楽のチャリティコンサートの聴き手となって、楽しませてもらいましたが、とてもお客様を引っ張っていく能力のある方で、ステージを楽しく繰り広げられていました。
2部では、ご自分が指導しています中高生のコーラス部の子たちの歌声も聴かせてくださいました。

私共が学生の頃は、コンサート鑑賞というのは、演奏家が次々と素敵な曲を奏でてくださり、うっとり聴いて会場を後にしましたが、今は演奏家のMCが上手な方ですと、コンサートの雰囲気が和やかになり、時には笑ったり、とても畏まらないでリラックスして鑑賞を楽しむ事が出来ます。
一般の人たちには、このようなスタイルの方が楽しめるのではないでしょうか。

最後に「募金箱を出口のところで私が持っておりますので」というところを、うっかり、募金箱ではなく、「貯金箱を」とMCでお話になった時には、皆さん爆笑でしたが、こういう間違えは、却ってお客様の気持ちをほっこりさせてくださったと思います。
うっかり間違った事が、「この方の募金箱に入れましょう」という気持ちにさせてくれるものです。

歌唱力もとてもある方で、アンコールに、歌手のGさんが声楽に進むきっかけとなった、プッチーニ「蝶々夫人」から「ある晴れた日に」を演奏して下さった時には、さすがに思い入れが深い独唱で、まだこれ程の余力が残っているとは素晴らしい、と感銘致しました。

あと2ヶ月で今年も終わります。
生徒さんたちと毎週お会いして、レッスンをしているだけで、確かに一年一年上達している姿にも感動します。

私自身も出来る高切りは練習に励みたいと思いますが、思うようには進歩していないような気が致します。
それでも、カメさんでもよいですので、じっくり「芸術の秋」を楽しみたいと思います。

今月は、孫も声楽のコンサートとダンス発表会がございましたが、着実に進歩しているようで、嬉しく思います。

17日から20日までは、中間テストだという事で頑張っているようですが、20日は中学校でハロウィーンイベントが行われるそうですから、頭を切り替えて楽しんで欲しいです。

いつも私事ばかりの内容となりますが、母の三回忌の法要も無事終わりました。
もう別れてから随分経ってしまったのね、と思いますが、いつも天国から皆を応援してくれていますので、とても励みになります。

世界情勢の事を考えますと、気が狂いそうですが、引き続き、「芸術の秋」を心行くまで楽しんでください。

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